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工房むうあと鉄の手仕事

鉄の彫刻家、吉田正純の手仕事、彫刻や展覧会の紹介、万善寺住職活動など、さまざまな日常を公開します。

春めく 

2015/02/26
Thu. 17:58

少し前までは寒い寒いと思いつつ朝晩セッセとストーブを焚いていたが、このところいやに春めいてきて重ね着の調節で1日を過ごせるほどになってきた。
だいたいが小さい時から寒さには強い方(といっても、重ね着で調整できるからなのだが)だから、秋から春のシーズンは苦もなく過ごせるし、かえって鍋や熱燗が美味くてワクワクすることも多かったりする。
それに、部屋が極端に暖かいと首から上がカッカと火照ってボォ〜ッとしてしまう体質で、学校の教室でストーブの前の席になったりすると、自分でも分かるほどゆでダコ状態の真っ赤な顔になって目に幕がかかった感じでフラフラになってしまうことがしょっちゅうだった。
そういう体質は今でも変らないままだから、吉田家の家族は一般の家庭よりずいぶん寒い冬を過ごしているのだろうと思う。

2月もそろそろ終わりになった。
この3ヶ月間は、私がものごころついてから後、万善寺始まって以来の葬式坊主で忙しい日々を過ごしてきた。
だから予定していた彫刻の制作もどんどんずれ込んで今に至っていて、久々に朝から工場で過ごした。
ストーブ用の薪は工場の方で保管しているから、仕事をしながらそのことが気になってしょうがなかった。
山の整備で切り倒された雑木をタダでもらって薪のストックをしている。
それに念のため毎年製材落ちを2束仕入れるようにしている。
仕事の合間にこれらを刻んで結界君へ積み込んでおくと、だいたい1シーズンは薪不足で困ることもなく過ぎる。
普通だとそのくり返しでシーズンが終わるのだが、この度はほぼ毎日が寺の用事で過ぎていたから少々焦った。
それでも今年は、製材落ちを一束まるまる残していつもより早めに世間が暖かくなってきたから助かっている。
観音さまの御陰だと思うようにしているところだ。

昔、私がまだ少年だった頃の赤来高原では冬の暖房に囲炉裏が欠かせなかったから、1日1晩の暖房は丸太をつぎ足しながら維持していた。
吉田家の場合そのシステムを継承していて、家を留守にする前に大きな丸太を1〜2本ストーブへ投げ込んでおいたら、夕方に帰宅しても部屋がぼんやりと暖かい。
四六時中薪に火がついていることは一見危険に感じるかも知れないが、灯油や電気の消費量にくらべたらタダ同然で安全な暖房の贅沢をしていることだと思っている。
それに、ネコチャンズにも優しい。
人間が留守中の彼等はストーブのそばを離れない。

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