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工房むうあと鉄の手仕事

鉄の彫刻家、吉田正純の手仕事、彫刻や展覧会の紹介、万善寺住職活動など、さまざまな日常を公開します。

田んぼ彫刻 

2015/04/08
Wed. 18:07

やっぱり彫刻の仕事は1日が充実するなぁ〜・・・

久しぶりに朝からどっぷりと彫刻へ浸った。
昨年の冬シーズンが始まった時に、刈入れが終わったいつもの田んぼへ彫刻を置かせてもらった。
月日の過ぎるのは早いもので、そろそろその田んぼも田起こしをして田植えの時期が近づいた。
3月のお彼岸を過ぎたあたりから気になっていたのだが、なかなか落ち着いて撤収の時間をつくることが出来ないまま今になってしまったので、いつもお世話になっている棟梁にお願いして人手を頼んで無事に撤収を済ませた。
春の連休前には、万善寺の近くの出雲街道沿いへ移設しようと思っている。

久々に運んだ彫刻は、とても重く感じた。
冬の間に老朽化した筋肉がタダの贅肉に戻ってしまったようだ。
これからボツボツ新作に取りかかろうと思っている。
筋肉の再生を急がなければいけない。
手始めに、コークスを使って角材の鍛造から少しずつ身体を慣らして筋肉をつくっていくことにした。

今シーズンの田んぼの彫刻は、短期間の変化がいい感じで進んだ。
雪が少なくて雨になることが多かったから、鉄の表面が粒子の細かいパウダー状のサビに包まれて柔らかい色合いをつくってくれた。
このサビがベースになってこれから少しずつ丈夫な茶黒へ変化してくれれば良いのだが、さて思うようにサビが進んでくれるか、自然の天気頼みだから文句も言えない。
日中の日差しが鉄の蓄熱の助けになって、周囲の田の草の生長が早い。
前回の彫刻でそのことがわかっていたから今回は少し彫刻の背を高めに造ったのだが、暖冬のせいもあったのか、草の勢いが良くて彫刻が埋まった感じになってしまった。
そういう予想が外れることも予想しながら造ったつもりだったのに、なかなか自然は手強い。
それがまた鉄で野外彫刻を造る面白いところで魅力なんだよね。

IMG_4925.jpg

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