FC2ブログ

工房むうあと鉄の手仕事

鉄の彫刻家、吉田正純の手仕事、彫刻や展覧会の紹介、万善寺住職活動など、さまざまな日常を公開します。

暑い1日 

2015/04/26
Sun. 20:43

キーポンがどうやら風邪を引きはじめているらしい。
どうせヘソでも出して大口あけて寝ていたからだろうが、本人は絶対に違うといっている。

赤来高原の日曜日はやたら暑い1日になった。
衣替えもまだだし、大汗をかいてお手伝いの法事を務めた。
万善寺の法事はもっと簡単に済ませるお檀家さんが多いから、せいぜいお昼過ぎにはすべて終わって御開散会になるし、そのつもりで昼からの用事を予定しておいたら、考えが甘かった。
お墓参りや納骨も念入りで、斎膳も盛り上がって、やはり田舎の山寺とはいえ、キッチリとお檀家さんに貢献できているお寺は一味違うなと感心した。
結局次の待ち合わせに遅刻しそうだから、そのまま改良衣で直行しようとも思ったが、やはり事と次第によっては私の彫刻を置かせてもらえるかも知れない大切なお話が出てくるかも知れないし、気持ちを切り替えた方がいいと思って、彫刻家の正装にしている、洗いたての石鹸の香りも爽やかなつなぎスタイルに鉄板入りの長靴を履いて出かけることにした。
本当は、寺暮らしにいつものカジュアルな私服を持っていないだけのことなんだけどね。

今の行政が統廃合する前の隣町の町長さんだった会社の社長さんが、すでに自分のお店で待っていた。
遅参のおわびをして早速色々お話をさせてもらった。
さすがに、前身は行政マンの政治家さんだから地元に対しての熱い思いがヒシヒシと伝わった。
しばらくの間、自分の彫刻を実験的に置かせてもらうことを約束して、帰りにお土産までいただいた。
これから彫刻関連のイベントがどう展開していくか楽しみが出来た。
今度出前ワークショップでお世話になる小さな町の手づくりイベント情報も流して、これまでの取り組みも伝えておいた。
ヒョッとしたら、5月の連休にはスタッフの誰かが見学に来てくれるかも知れない・・などと、都合よくささやかな期待が膨らんだりもした。

今の自分は老僧夫婦を看取る仕事を見放せないし抜け出せないから、これからはこうした小さな文化活動を地道に続けていこうと思っている。
二人とも結構しぶといから、これからはどんどん醜く生きることにしがみついていくんだろうなぁ・・・
私の寺暮らしからは、日に日に笑顔が消えている。

まぁ、なにわともあれ、そんな状態でも、それでも何か出来ることを探していくしかない。
死ぬ時になって、愚痴まみれになりたくないしね。
それに、将来のある若い作家が島根の山奥から生まれ育つかもしれない可能性も無い訳ではないし・・・

2015041717065046_20150426204205bf8.jpg

2015041717065046.jpg

[edit]

CM: 0
TB: 0

page top

この記事に対するコメント

page top

コメントの投稿

Secret

page top

トラックバック

トラックバックURL
→http://tetujin29.blog31.fc2.com/tb.php/1948-515ef616
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

page top

2020-08