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工房むうあと鉄の手仕事

鉄の彫刻家、吉田正純の手仕事、彫刻や展覧会の紹介、万善寺住職活動など、さまざまな日常を公開します。

めでたし! 

2015/06/13
Sat. 23:22

最近は、ろくに仕事もしないで寺と病院をいったりきたりしている。恥ずかしい話だが収入に繋がる仕事は今年に入ってからほとんどしていない。だからワイフがセッセと働いてくれている。時々思い出したようにだらしない私に厳しく色々いってくるが、こればかりは何とも言い訳のしようがないので、右の耳の耳鳴りへ神経を集中させてその場をしのいでいる。

まぁ、そんな毎日が過ぎているところでありますが、それでも、現代彫刻小品展の準備だけは細々と続けていて、今のところゆっくりと少しずつ先に進んでいる。
時々ワイフがFAX受信があったことを知らせてくれるし、メールが使える環境でチェックすると、現代彫刻小品展がらみの着信が幾つか溜まったりしている。
1日の出来事をチェックするのも、病室の椅子に座った自分の膝がテーブルがわりになっていて、老僧の様子を見ながら、思いついたことをメモして過ごすことに慣れてきた。

ベッド脇にある可動式のテーブルには、おかみさんが心配した置き時計がある。寝たきりの老僧は何度もその時計をのぞいている。もう90歳にもなる年寄りが二人して1日中時間を気にしている。自分も歳をとるとそうなってくるのだろうか。
そういえば、もうずいぶん前から自分の周囲には時計らしい時計がない。しいて云えば、すでに骨董品と化しつつあるNokiaくらいのものだ。
それほど、時間を気にすることのない暮しが続いているということなのだろうが、だからといって、ルーズに暮しているわけでもない。約束の時間はかなり正確に守っている。時間を気にしないでいるといったら、夢中になって彫刻を造っている時くらいのものかもしれない。
たしか、一昨日だったか、久々に石見銀山の自宅で過ごしたら、ワイフの携帯電話がしょっちゅう鳴っていてそれなりにうるさい思いをした。「電話鳴ってたよ」と教えてあげたら、タイマーだという。結婚する前の彼女は時間にルーズな方だったと思い出した。あの頃は携帯電話のような便利なものもないから、約束の時間が過ぎてひたすら待ち続けたこともしょっちゅうだった。自分は時間を守っているから何の後ろめたいこともないし、特に気にもしなかったが、よく我慢強く辛抱していたものだと今になって思う。

老僧やおかみさんはとにかく時間にうるさい。昔も変らないでそうだった。そういう二人に育てられた私は、たぶんそれなりに時間にうるさい方だと思う。その正反対にワイフがいることになる。
さて、吉田家の子供たちはというと・・・
じゅん君は、目覚めが悪くて小学校の頃から結構苦労した。
なっちゃんは、思い出す限り時間で苦労させられることがなかった。
ノッチは、上の兄姉二人を見て上手に立ち回っていた。
キーポンは、ワイフの生まれ変わりの如く、ことごとく普通に遅刻していた。
子供たちが巣立ってみると、それなりに上手に自分の時間をやりくりしているようだ。
時には失敗もしているだろうが、結局は、それぞれがマイペースで暮しているという訳で、メデタシメデタシ。

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