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工房むうあと鉄の手仕事

鉄の彫刻家、吉田正純の手仕事、彫刻や展覧会の紹介、万善寺住職活動など、さまざまな日常を公開します。

猫まみれ 

2015/06/16
Tue. 23:37

マイワイフで、島根県を代表する女流彫刻家、ご存知!吉田満寿美の彫刻を観に島根県立美術館へ行ったら、なんと、「猫まみれ」という企画展を開催していた。

「割引関係証明書を持っていたら割引になりますよ」とチケット受付のお姉さんが言うものだから、美術家連盟の会員証を見せたら2割引になった。
「猫ちゃんの写真がスマホに入っていても割引になりますよ」とにっこり笑いながら話しかけてくるから、ワイフがiPadに入っているネコチャンズを見せたら1割引になった。
〆て300円安くなった猫まみれ展は何と、絵画・彫刻あわせて300点以上の作品で猫だらけ!

江戸の浮世絵版画から、現代のエッチング、リトグラフなどの版画まで、展示展数としては「版画まみれ」っていう感じだったが、それでも木内克や柳原義達の猫ちゃんが観れて良かった。それに、何といっても藤田嗣治の猫ちゃんが思った以上にとても良かった。
それにしても、300点以上の猫を見ていると、「猫はもういいや!」という気持ちになってしまった。ナンダカンダいって、そこまで猫にハマっているわけでもないということがわかっただけでも一見の価値はあった。と同時に、やはり彫刻家でもある吉田正純としては、どこかしら作家の目でそれぞれの作品に接しているところもあったと思う。まぁ、色々な見方もあるから、それはそれで楽しめた。

ワイフとはそれから一緒に昼食を食べた。
「あれだけいっぱい猫を見てみると、やっぱり家のネコチャンズが一番かわいいなと、あらためて思ったわ♡!」
いつのまにか、ワイフは完全に吉田家限定猫好きになってしまっているようですよ。
その吉田家のネコチャンズの脱走の名人(名猫?)クロちゃんが、昨日見事脱走に成功したらしい。現代彫刻小品展の作品がボツボツ届いていて、宅急便のおにいさんがもたついている間に足元をすり抜けたらしい。結局、帰宅したのが午前0時を過ぎていたそうだ。久々に外の世界を堪能したのだろう。

今回の「猫まみれ」展を観て、美術家にとっての猫ちゃんは、結構身近な題材として重宝しつつ、同時に制作や生活上のストレスを改善できるとてもありがたい存在になっているのだということが良くわかった。
木内克の一連の猫の彫刻は私が20代の頃からとても好きな彫刻だった。
藤田嗣治の猫好きも公然と知れていた。
展示作品の解説サインにはそのあたりの作家と猫の事情が簡潔にわかりやすくまとめられていて良かった。せっかくだったら、もっと徹底的に作家と猫の関係にテーマを絞って掘り下げた展覧会になっていても良かった気がする。もっとも、そう思ってしまうのは、自分も美術界の隅っこでまがりなりにも彫刻家であると称して制作をしているからなのかも知れない。
一般の猫好き諸氏にとっては、色々なタイプの猫作品がいっぱい鑑賞できて、それはそれで堪能できているのだろうね。

IMG_5569.jpg

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