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工房むうあと鉄の手仕事

鉄の彫刻家、吉田正純の手仕事、彫刻や展覧会の紹介、万善寺住職活動など、さまざまな日常を公開します。

手料理 

2015/06/21
Sun. 18:07

石見銀山を出発する前に、ワイフが鯛のアラ煮とカレールーを持たせてくれた。寺のお昼は、鯛のアラ煮を半分ほど食べた。おかみさんにも小分けしておいたら、食べることは食べたものの美味いとも不味いとも感想は無し。

鯛はサッパリとした塩味が好きだ。その方が、鯛の旨みを引き立たせてくれる気がするし、見た目も爽やかでいい。夜は弘法大師の供養法要で出かけるから、残りは酒のつまみにしていただこうと思う。ダシ汁は捨てないでおいて、明日の朝の鯛お粥かおじやに回すつもりだ。ワイフの気遣いがとても嬉しい。

90歳になるおかみさんは、雨が降らない限りほぼ毎日畑へ出て野菜を収穫して、それを煮たり茹でたり和えたりして何とも微妙な野菜だけの料理が食卓に並び続ける。
最近のシーズンでいうと・・
煮物はクチャクチャに煮〆られたホウレンソウの葉っぱがドンブリへ山盛りになる。
その日収穫のスナックエンドウは全て塩ゆでしたものが山盛りになる。
キュウリはザッと水洗いして輪切りにして塩をふりかけたものが山盛りになる。
ピーマンは輪切りにして油炒めしたものにかつお節をかけて、これも山盛りになる。
タマネギはちくわや油揚げといっしょに炒められることが多くて、これもかつお節をかけて山盛りになる。
とにかく、ことごとく野菜ばかりを使って何か口に入るものを大量につくっている。
それを朝昼晩食べろ食べろと云われる。そればかりをおかずに米を主食の3食は、さすがに耐えられない。

よく、お袋の味が最高だ!という話を聞くが、私の場合は、残念ながら過去に一度もお袋の味を美味しいと思ったことがない。寺の精進料理のつもりなのだろうが、なんとなく怪しい。お客さんやお参りの檀家さんは、その時だけのことだから「美味しい美味しい」と、上手を云う。おかみさんは今までその上手に騙されて調子に乗ってしまっているわけだ。

ワイフと結婚を決める前にもアチコチのオネエサン宅でご馳走になったり、私のボロアパートで料理を作ってもらったりしたが、まぁ、そのほとんどはおかみさんとドッコイな感じだったな。ワイフの外にもあと数人ほど、「これは旨い!」と思った料理上手がいたが、結局はそれ以上の縁がなかった。自分では料理に口うるさい方でもないと思っているが、こればかりは1日3回1年365日一生避けて通れないことだから、さすがに不味いものばかり食べ続けることはイヤだ。

吉田家の子供たちは、ワイフの美味しい料理を食べて育っているから、ことあるごとに彼女を師匠にして問い合わせてくる。
最近はキーポンが料理に目覚めつつある。今度の帰省中も、なにやら台所でコツコツやっていたが、自分でオムライスを作ったようだ。
残念ながら、オヤジは味見をすることが出来ないまま、おかみさんの葉っぱ料理を食べていた。

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