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工房むうあと鉄の手仕事

鉄の彫刻家、吉田正純の手仕事、彫刻や展覧会の紹介、万善寺住職活動など、さまざまな日常を公開します。

おとうさんガンバル! 

2015/06/22
Mon. 22:15

週明けの一日がいっきに始まって終わった。
俗にいうと今日は老僧の初七日。

例の如く朝っぱらからおかみさんと激しいバトルをして奥の間へ引き下がったら、本堂から木魚の音がする。
急いで改良衣に着替えて駆けつけたら、この度仏事師でお願いしていた近所のご住職が老僧の祭壇へお経をあげてくれていた。
急いでお茶の用意をして、まずは御礼の挨拶。
色々気にかけてくれていて有難いことだ。

仕方のないことだが、こういう時は寺の庫裏でおかみさんと共同生活をすることになる。
私が完治不能の病気にでもならない限り、どう考えてもおかみさんが私より先にあと10年足らずでこの世とおさらばする。自分の葬式を息子に任せるしかない立場だから、もうそろそろ現実を受け入れて静かにおとなしくなってもらいたいが、本人は、老僧がいなくなってから愚痴や小言の矛先を私に向けてきはじめた。
とにかく、迷惑なことだ。
それでなくても海千山千一国一城の主と化した寺寺のご住職を相手に、アレコレ立つ瀬を用意しながらお付き合いさせていただいているのに、そんな表の常識の世界は意に介さないまま狭い世界でバベルの塔を死守しようとしている。
全く迷惑なことだ。
このままだと私は確実に再起不能の病気になってしまうだろう・・・と思いつつ、一方で、老僧の子でもあるからどこかしら深く深刻に考え思い込む前に気楽な逃避に走ってしまうだろうということも何となく想像できる。

結局朝からバトルがあって、昼は我慢して、ついに夕食でプツンと切れた。
だいたい20年前のインターネット環境しかない万善寺のロフトに避難してウエブニュースを見ていたら、「コンビニモンスタークレーマー」の記事を見つけた。
なかなか納得できる内容だった。鳥取県の特別支援学校の看護師と保護者のいきさつを見て(もしくは読んで)一言いたくなったようだ。その人のコンビニ現場体験によると、モンスタークレーマーはようするに「かまってちゃん」なのだそうだ。
たしかにその分析は当たらずといって遠からず・・・少なくても私には十分に納得できる。

もっとも、私の場合は、相手のモンスターが実母であるというところにハードルの高さを感じる。
他人というのは薄情なもので、平気で堂々とあざとく都合よく自分の立場を迎合する。おかみさんはまんまとだまされて祭り上げられてそのまま歳を重ねて今に至った。
後期高齢者を相手に、簡単にプツンと切れる私など自他共に認める子供のようなものだが、やはりおかみさんのそれこそ呪文やご真言陀羅尼のような独り言を延々と耳元でくり返しされる身になってみると、陀羅尼で明るく救われる来世があるわけもなく、この世の地獄の現実を見てしまう今日この頃なのであります。

IMG_0479_20150622221247489.jpg
なっちゃんありがとう!
IMG_0485.jpg
ノッチありがとう!

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