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工房むうあと鉄の手仕事

鉄の彫刻家、吉田正純の手仕事、彫刻や展覧会の紹介、万善寺住職活動など、さまざまな日常を公開します。

吉田家猫事情 

2015/06/24
Wed. 21:07

昼をすぎてから遠雷が聞こえてきた。
そのまま雨になるかと思っていたら、そうでもなかった。
それでも夕方になって雲が厚くなって、それから少しずつ小雨になった。
いつもは7時過ぎまで明るいのに、今日は久々に暗くなるのが早い。
石見銀山はどうかなと思ってワイフに電話をしたら、雷も鳴っていないし雨も一滴も降っていないということだった。たった40分の距離なのにここまで違う。

先日、保育園の保育実習の打ち合わせもあって帰省していたキーポンが、久々に吉田家のネコチャンズと戯れていた。
その時に撮りためた写真の幾つかを私のクラウドへ送信してくれていたので、このところ写真のネコチャンズを見ながら比較的落ち着いたロフト暮らしになっている。

亡くなった老僧は、大の猫嫌い・・というより動物嫌いだった。
それでも私が少年時代は犬のポチを土蔵の軒先で飼っていたし、ほんの10年前までも犬のポチ2世を飼っていた。
自分では手も足も出さないで徹底的に無視していたが、餌だけはきちんと買って帰ったりしていたから、内心ではそれほど動物嫌いでなかったのかもしれない。
まだ、じゅん君たちが小学生の頃は、鼻の先から尻尾の先まで全身真っ黒のタマを飼っていて、お盆や正月はそのタマも私たち家族と一緒に寺へ里帰りしていた。オス猫だったからしょっちゅうアチコチ出かけて留守にしていたし、老僧が頑として座敷に上げることを拒んだから、寺暮らしの間のタマは外猫を謳歌していた。このまま外猫に味を占めて、人間になつかなくなったらどうしようと少し気をもんだが、彼はとても頭が良くて、寺の長逗留も終りに近づいて我々が荷物の整理などしはじめると、どこからともなく現れて嫌いな車にイヤイヤながら乗り込んできた。道中何度かタマのために休憩をしてやらないと車のダッシュボードにゲロッと胃液を吐いたりシートにウンコをしたりして大騒ぎをしていた。ワイフはそういうこともあって帰省することを嫌がっていたが、こればかりは仕方がないから、毎回なだめたりすかしたりして一波乱あった。

今のクロやシロはそういう過去の苦い経験があるから、いちども寺へ連れ帰ったことがない。調子が悪くなったものの、かろうじて何とか自力で歩くことが出来ていた老僧を石見銀山の自宅へ連れてきた時は、珍しくクロがズリズリすり寄って媚を売っていた。さすがに老僧も体力が落ちていたから極端に猫を嫌うこともなく見て見ぬふりで短時間を過ごしていた。
老僧の猫嫌いは近所に居着いた野良猫が本堂の仏具やお供え物を荒らしてしまうという苦い過去を引きずっているようなところもあった。たしかに、野良猫の素行の悪さには辟易する。
吉田家のネコチャンズは、正真正銘野良猫あがりの飼い猫だから、野良猫当時の記憶が小さな脳みその何処かしらに残っていて、時々そのずる賢い性格が隠せないで悪さをすることがある。これから歳をとっていけばしだいにそのような悪癖も丸くなって落ち着いた家猫暮らしに馴染んでくれるだろう・・・と期待しているが、さてどうなることやら・・

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