工房むうあと鉄の手仕事

鉄の彫刻家、吉田正純の手仕事、彫刻や展覧会の紹介、万善寺住職活動など、さまざまな日常を公開します。

もろもろ打ち合わせ 

2015/06/29
Mon. 23:59

大和尚の葬儀となると寺の大小関係なく簡単に済ますわけにもいかないから、組寺(近所の同宗の方丈さん組織)、教区(県内で幾つかに分かれている寺院集合組織)、それに寺の親戚関係の寺院である法類の方丈さんがたの中から、特に葬儀を取り仕切る時に重要な役割を持つ方丈さんがたが狭い万善寺へ一同に集まった。
この度の老僧の本葬は檀家葬という形で行うことになったから、檀家の代表や葬儀社、仏具屋さんも一緒に打ち合わせに加わってもらって総勢12人と喪主に当たる私。
毎年恒例の年中行事になっている仏事でも、近年になってこんなにたくさんの僧侶が集まることなどないから、万善寺にとっても住職の私にとっても全てが初めての体験になる。

彫刻の世界で展覧会を企画したりすると、20人くらいはすぐに関係者が集まってしまうから、別に人の頭数が多い程度のことには慣れていてどうということもないが、やはりそれが坊主集団になると、世間の常識では計りしれない僧侶にしか通じない専門用語が飛び交ってなかなかおおごとになる。
さいわい、ワイフが午前中の用事をやりくりして湯茶菓子弁当と接待を一人でまかなってくれたからなんとかなったものの、これを90歳のおかみさんへお願いなどしてしまったらそれこそ大変な大騒ぎになってしまったことだろう。
ナニワトモアレ、よくわからないままことが進み、お昼も過ぎて予定の2時間を超過するほどになったので、弁当を食べるもの、次第の確認をするものいろいろそれぞれにお昼時を過ごし、三々五々散会となった。

慌ただしく始まって終わった本葬の事前打ち合わせのあと、少し休憩してそのまま浜田へ走った。
ちょうど本葬の日には、すでに浜田で現代彫刻小品展が始まってワークショップも前半が終わっている頃なので、今までほとんど一人で切り盛りしているこちらの展覧会の方も捨て置いたままにもできないから、その辺りの事情を代行してもらう算段をしなければいけない。
まったく重なる時は見事に重なる。老僧もこの時を狙ったように最後までしぶとく食らいついてきて直属の弟子としてはなかなか厳しい修業三昧が続いている。
私がこれをなんとかしのいだとしても、途端に名僧高僧になるわけでもなく、万善寺の乏しい財産をごっそり搾り取られてあとに残るのは葬儀の借金程度のことなのがわかっていても、だからと言って規模を縮小してチャッチャと簡単に済ますわけにもいかないし、難しい判断を迫られている。いつもの軟弱極まりない自分だったら、とっくに全部をうっちゃって敵前逃亡してしまっているだろうなぁと、石見銀山の自宅に帰って、1日の疲れをシャワーで流しながらそんな不謹慎なことを思ってしまった。

久々に顔を合わせたクロが面倒くさそうに抱っこさせてくれた。最近留守がちなオヤジだが、それなりに普通に覚えていてくれてさりげなく癒してくれる。
久々にワイフと喋りながら夕食・・というより夜食になった。期間限定ゴールドベルグが美味かった。そのまま一眠りして少し元気になった。
さてこれから仕事仕事・・・って、真夜中だけどね・・・1日が短い。

IMG_0492.jpg

[edit]

CM: 0
TB: 0

page top

この記事に対するコメント

page top

コメントの投稿

Secret

page top

トラックバック

トラックバックURL
→http://tetujin29.blog31.fc2.com/tb.php/2012-93dad237
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

page top

2017-10