工房むうあと鉄の手仕事

鉄の彫刻家、吉田正純の手仕事、彫刻や展覧会の紹介、万善寺住職活動など、さまざまな日常を公開します。

マイ食器 

2015/07/10
Fri. 20:50

今年からスタートした寺暮らしも、はや半年・・・念願のマイ食器が少しだけ揃った。

その1・・・ご飯茶わん
それでなくても、食事の90%近くが黄ばんだご飯を食べなければいけないこのみじめさを少しでも紛らわせてくれるご飯茶わんは、やはり適当にゆる〜く焼き上げた陶器でなければいけません!
あまりデザイン上の贅沢は言えないが、とにかくひとまずはほっこりと焼き上げた日用雑器的スタイルが欲しかった。
スーパーの雑貨コーナーで山積みされた丈夫なだけの磁器モノ大量生産の味気なさは、不味いご飯を余計に引き立ててしまう。

その2・・・コーヒーカップ!・・というよりマグカップ
だいたいが仕事をしながらチビチビすするコーヒーに、オシャレなカップは必要ない。
たっぷり入って、ひと息入れてチビッとすする1杯のコーヒーでボクの仕事がはかどるのだ!見た目のデザインというより、指に持った取っ手のシックリ具合と、たっぷりコーヒーの入ったカップの重量バランスが大事!
貫入が多いと、コーヒーの浸透が激しいから、どちらかというと藁灰系の貫入無しが好みだな。

その3・・・大振りの上がり湯のみ
これは、やっぱり焼き締めにかぎる。
何故かって??・・・もちろん、麦とホップを美味しく飲むために決まってるでしょ!
器が違うだけで味が変るんですよ・・・不思議にね!
この、焼き締めのコップはマメに水を通して洗わないとそれぞれのドリンクの味が移って混じってとんでもなく不味くなってしまう。
だから、こまめなメンテナンスには気を使う事が大事なのだ!

だいたいに、ほぼ毎日使うものに気を使う事がなくなると、文化の衰退だし、感性の枯渇だね。
日常の暮しが味気なくなって、それに慣れてしまったりすると、もう生きる気力もなくなっている証拠だよ。
年金のもらいが少なくて駄々をこねているヤツラや、分相応の暮しが出来なくて公金に手を出してしまうヤツラや、酒の旨さが解らない感覚の鈍さを薬のマヒで誤魔化してしまうレンチュウや、まぁ、とにかく、生きる事にうるおいがないヤツラはダメ!

憲正大和尚さんの遺偈(ゆいげ)には泣いたね!
只種花木 只喫湯茶 忘無可忘 自然漸漸
タダハナキヲウエ タダユチャヲノム ワスレルベキナキヲワスレ ゼンゼントシゼン
三品たった数千円でこの世界に浸れるなんて、目茶苦茶贅沢だと思うんだけど・・・

IMG_5798.jpg

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