工房むうあと鉄の手仕事

鉄の彫刻家、吉田正純の手仕事、彫刻や展覧会の紹介、万善寺住職活動など、さまざまな日常を公開します。

襲われた! 

2015/07/11
Sat. 23:56

「襲われた!」・・・なる書き込みがノッチからあって、結構あせった。

あれでも、一応女の子だし、おとうさんの可愛いムスメの一人でもあるから、それなりに心配した。

最近は万善寺の寺暮らしが普通になっている。
朝食で炭水化物をたっぷりとって午前中3時間寺務をして、昼食の仕度に入って、ナンチャッテ料理をすばやく作って、おかみさんのささやく一人小言を耳元で聞きながら不味い食事をとるのが恒例と化している。
消化不良気味の胃袋をキャベジンで騙し、昼寝もしないまま三畳へこもって寺務の続きをしつつ、思い出したように彫刻展の事務を挟んだりメールチェックなどして午後を過ごす。
その流れで、気晴らしに開いたLINEで先ほどのノッチの書き込みを発見した訳だ。
いったい何に・・もしくは誰に・・襲われたのか落ち着かないまま乱れる感情をしばらく仕事で紛らわせていたら、ノッチがまた書込んでいたところを発見した。

その経過が以下の通り・・・
〜〜〜〜〜〜〜

#野生#猿#襲われた#恐怖#髪の毛鷲掴み#もう猿無理#必死の#ピース

〜〜〜〜〜〜〜
万善寺周辺では、このところ連日過酷な野生との戦いが続いている。
・・・といっても、90歳のおかみさんがね!

じゃがいも、きゅうり、なす、ぴーまん・・・などなど、畑の野菜が根こそぎイノシシにやられている。
それに、月の輪熊が里山を徘徊していて、連日発見場所の報告と注意喚起の一斉放送がくり返されている。結界君で赤来高原や銀山街道を走っていると、ウサギやカメ・・・(これって、真実で本当で嘘じゃないよ!!)を見かける。

ノッチのように、都会の真ん中の大きな公園で野生の猿に襲われた話しを聞くと、島根の山奥で暮す我々には、もっと過酷な現実と向き合って暮す日々があるわけだから、他人事ではない。
見た目には、日常の通り過ぎるいつもの平凡な風景のひとつくらいにしか感じられないだろうが、そういう土地や環境から逃げられないまま、上手に野生との境界を維持して暮す事もなかなか緊張感のある毎日になっている。
ノッチには、猿に襲われながらも、まだピースで乗り切る余裕がある。
赤来高原は、バッタリとクマに遭遇したり、いつイノシシが出てくるかもしれない獣匂プンプンの畑で野良仕事をしたり・・・とにかく、近所の高齢者は命がけで田畑に出ている現実がある。

IMG_0499_20150712011635e8c.jpg

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