工房むうあと鉄の手仕事

鉄の彫刻家、吉田正純の手仕事、彫刻や展覧会の紹介、万善寺住職活動など、さまざまな日常を公開します。

あまぁ〜い1日 

2015/07/14
Tue. 21:15

17回忌の法事を終わって万善寺へ到着して、改良衣を干したり、白衣を洗濯したりしつつ彫刻展事務の続きを準備していたら電話が鳴った。

法事の間に着信がいっぱい入っていて、そのうちの一つが印刷屋さんからだった。
折り返しの電話をしたら、もう万善寺の近所まで到着していて、今、道の駅の駐車場だという。すぐ行くからと電話を切っていつものだらしない服に着替えて結界君へ飛び乗って走ること5分。
私の野外彫刻を置かせてもらっている手づくりアイスのお店で営業のお兄さんと会った。

本葬儀の次第がなかなか立派に出来上がっていた。上質紙の厚みも必要以上に十分厚い。
どちらかというと、寺の家業より彫刻や美術イベントの企画の方が忙しいほどの日々だから、やはり印刷屋さんとの密な付き合いは外せないし重要になる。ここでお互いの信頼関係が成立していないと、最後の大事なところでミスが出たり感覚のズレが生じたりして取り返しのつかないことになる。
このたびの印刷も、目茶苦茶いいかげんな時間切れ原稿を入稿して、あとは坊主の神頼みならぬ印刷屋さん頼みで微妙な修正をお任せして事無きを得た。

どうも日頃からとことん信用するところまで深い付き合いが出来ないまま、お互いに様子をみて牽制しあいながらお付き合いのお檀家さんから電話が入った。内容は、私から見ると特にどうでも良いようなことなのだが、当事者にとってはやはり大事なことなのだろう。住職と檀家とは一蓮托生でこのたびの本葬を乗り切らないといけないはずなのに、どうもお互いがよそよそしい。結局は、私の不義理と住職の働きの鈍さが元だから仕方のないことなのだが、やはりどことなく孤立感があって気が重い。

雨の止み間を狙って境内の草刈り営繕に励んだ。
だいたい見た目の体裁を整えて、表向きは奇麗気になったところで草刈り機のエンジンを止めて全体の様子を眺めていたら電話が鳴った。
「台風直撃で搬入大丈夫でしょうか?」東京で制作している出品のお姉さんからだった。
なにかしら、そういうことで心配するあたりが可愛らしい。
こういう時は、なるようにしかならないから特にわざわざ心配ばかりしていても問題の解決に至ることはない。チョット冷たい返事だったかもしれなかったけど、何となく事務的な会話に尽きてしまった。
そのすぐ後に、またまた電話が鳴った。神奈川の美しい熟女彫刻家からだった。
「あのね♡丸い台は玉子の彫刻を乗せてね♡底の方が少し平らになってるからすぐに解ると思うわ♡」なかなか丁寧な指示をいただきました!アリガトね♡!
なにか、とても嬉しいな!
万善寺暮らしになってから、女性の色気とは全く縁遠くなっていたから、色っぽい声を聞かせていただけるだけで腰の痛みが何処かへ飛んでいってしまう。
何時までもたっても、俗の色欲の呪縛に絡まったままのオヤジ坊主の1日が艶っぽく暮れたのでありました。

IMG_5805.jpg

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