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工房むうあと鉄の手仕事

鉄の彫刻家、吉田正純の手仕事、彫刻や展覧会の紹介、万善寺住職活動など、さまざまな日常を公開します。

summer of 2010!  

2010/08/14
Sat. 02:40

IMG_8590.jpg

ボーズの吉田は、夏の寺の用事にいつも老住職が使っているバイクをよく使っています。
理由は・・
1)夏の田舎ボーズの定番
2)涼しい
3)お手軽
4)燃料の節約
5)玄関先へ横付けできる
・・・といったところです。

万善寺の檀家さんは何故か車も入らないような奥深いところで生活していらっしゃるつつましい方が多くて、このところ続いている棚経もそのようなお宅へおじゃまするにはバイクが都合良いのです。

Mさん家は、琴引山(ことびきさん)の山腹の谷奥の棚田の最上部脇にあります。
数年前に亡くなったおじいさんがまだ元気だった頃、林業と農業の仕事を両立するための拠点としてその家を譲り受けられました。
その後、役場と根気よく交渉を続け、途中で途切れていた林道を家の前まで延長させることに成功し、ずいぶんと生活が楽になりました。
そのおじいさんの連れ合いのおばあさんが亡くなった時は冬でした。
老住職は雪道を半日かけて歩き続け、お通夜からお葬式にかけてその家から一番近い同じ集落の隣家で一泊し、また半日かけて次の夕方寺へ帰宅しました。

今でも万善寺周辺の田舎は集落のみんなが集まってお葬式のお手伝いをします。男衆は帳場や墓守りなどを手分けします。女衆は食事の世話を一手にまかないます。

Tさん家は棚田の畦道を500mくらい歩いた先にあります。老住職と同年で80歳を超えて片方の目が見えなくなってからバイクの免許証を役場へ預けましたが、なんとなく手放すことが出来なくて今でも乗らないバイクの税金を納めているそうです。
老住職が棚経をしている頃は、巧みにバイクを操りながらアップダウン激しい500mの畦道を走り、玄関先へ横付けしていました。
その頃は、吉田少年も自転車を巧みに操って畦道を走ったりしていましたが、何故かTさんの家には老住職が出向いていました。棚経のついでに昼間から一杯飲むのが年に一度の二人の楽しみだったようです。

今年は珍しく台風が接近したりしてバイクに乗る機会があまりありません。
こういう時に愛車のポンコツ君が活躍してくれます。
流石に畦道を走ることは出来ませんが、かなり際どい道もそれなりにクリアーしてくれるので助かっています。
そして・・
けなげに汚れたポンコツ君の姿を見ると私の耳奥にはブライアン・アダムスのハスキーボイスが響きます。

1.jpgアルバムso far so good

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