工房むうあと鉄の手仕事

鉄の彫刻家、吉田正純の手仕事、彫刻や展覧会の紹介、万善寺住職活動など、さまざまな日常を公開します。

デキル日本人 

2015/08/11
Tue. 23:57

シンガポールのノッチが「ゆかた着たい!」といっていたから、「ゆかた着て仕事したらうけるんじゃない?」などと、気楽な思いつきなどを云いながらSNSで会話していたら、数年前のゆかた美人を送ってくれた。
この1年でずいぶん痩せておっぱいもしぼんで無くなったとなげいているノッチが、まだ見た目はふくよかで健康優良児だった頃のものだ。
もっとも、あの頃から昼夜逆転の不摂生な暮しが続いていたようだから、1日の暮しぶりは今も昔もそれほど違わないようだが、周囲にまともなデキル日本人があまりにも少な過ぎて、それがイライラや悩みのもとになっているようだ。

その、「デキル日本人」が少ないというのは、日本にいても似たようなものだと、最近の寺暮らしで痛烈に感じる。
やはり、日本は狭いといっても広いもんだ・・と、改めて身をもって自覚している。
まぁ、ようするに田舎者のチッポケなプライドと狭い世間のチープな人付合いで成立する田舎社会では、私のようなヒラメキとイキオイがメインで乗り切るぶっ飛んだ考えは、最初からチンプンカンプン意味不明理解不能・・で、プツンと切れてそれでおしまい。
こんなレンチュウばかりの田舎では、なにをやっても暖簾に腕押し糠に釘で達成感どころか疲労感ばかりが溜まる一方で反省も何もあったものではない。
結局1日の終りにバカ食いしてバカ呑みしてブクブク太ってそれでおしまい。
ノッチはストレスで痩せて、オヤジはストレスで太る・・・まぁ、お互い午年は体力の続く限り一生肉体労働で疲れきってそのうち力尽きて御陀仏を向かえるという具合に活かされているのでしょうなぁ・・・

そんな、田舎暮らしの常識で世間の非常識を少々・・・

夕方5時のサイレンが鳴ったらその日の仕事は終わり・・・これは良い習慣だし、昭和の時代はまだ十分に通用していて、あとは風呂に入って汗を流して夕食に晩酌して9時には就寝。こんな暮しは今では不可能に近いね。
自給自足中心の暮しで今は朝昼晩夏野菜・・・普通、キュウリ1本丸ごと食べればそれだけで結構腹が膨れる。それに、ナス1本にトマト1コ食べたら胃袋満腹でお米の入る隙間は無い。ガリガリに痩せて毎日欠かさず血圧折れ線グラフを記帳することが生き甲斐になっている寺の老婆は、コレステロールがどうとかで肉も食べないまま三食そういう食生活で生きる気満々。わたしなど、特に美食家とも思っていないが、それでも三食夏野菜ばかりで「食べろ食べろ!」と責められたらかえって病気になりますよ。
Aさんとの会話にBさんの悪口が出て盛り上がり、Bさんとの会話でAさんの悪口で盛り上がるCさんは、AさんとBさんにそれぞれ陰で悪口ばかり言いふらされていることを知らないまま一見平和に暮している・・・って、最も強烈な田舎の常識ですなぁ。午前10時と午後3時の田舎のティータイムは、だいたい毎日それで盛り上がる。「悪口」が田舎暮らしで生きる力になってしまっているというこの不条理を受け入れないと、自分も田舎者として共同生活することは出来ません。そういう世間では、「守秘義務」なんて日本語は理解されないどころか、存在すらしていないようですなぁ。

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