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工房むうあと鉄の手仕事

鉄の彫刻家、吉田正純の手仕事、彫刻や展覧会の紹介、万善寺住職活動など、さまざまな日常を公開します。

晩夏の棚田 

2015/08/22
Sat. 22:25

四畳半は留守のあいだにかなり乱れていた・・・というより、荒れていた。
おとうさんのいないあいだにキーポンが自由に使いたい放題に使っていて、もう愛すべきオヤジの書斎の世界は見事に完全に破壊されていた。

8月のはじめにやっと学校が休みになったキーポンが石見銀山の自宅へ帰省した時は、すでにオヤジは寺暮らしが普通になっていて、そのあいだにささやかながら自分の世界に閉じこもることが出来ていたオヤジの四畳半はネコチャンズの遊び場とくつろぎの部屋になっていた。
そこへ、キーポンが合流して、時々ワイフの昼寝部屋になってしまったものだから、夏の3週間足らずのあいだに見事に荒れまくって復元不能になってしまっていた。
先日無住職の通勤坊主になると決めて久々に万善寺を引きあげて石見銀山へ帰った時は、それほどひどく荒れているとも感じなかったのに、その後2日ほど現実を客観的に直視していたら、たった四畳半だけのことなのにやはり何処かしら微妙に自分の安らぎの位置関係がズレていて居心地が悪い。
部屋のアチコチへキーポングッズが散乱していて、いちばん新しいデスクトップのモニターは、静電気に集まった部屋中の埃で薄白く曇っている。

あいかわらず四畳半にはキーポンが居着いている。
シングルサイズの敷布団はほとんど3分の2をキーポンが占領していて、オヤジは窮屈この上ない。ウトウトして深夜に気が付くと、私のメタボ腹がキーポンの枕になっている。
そのまま週末になった朝に目覚めたら、四畳半には私が寺から移動した荷物が平置きになったままになっていた。毎日の暮しをしっかり意識しているように見えて、実はまったく落ち着かないまま数日が過ぎていた。

Mac Musicを聴きながらコロコロや掃除用のウエットペーパーなどを駆使して掃除すること1時間半。だいたい大物が片づいて四畳半なりの広さが戻った。
物置になっていた炬燵テーブルも片づけた。

それから、約束の時間に遅刻しないように大田市富山町の待ち合わせ場所へ移動した。
Iターンのお兄さんがせっかくの休日の大事な時間をずいぶん延長して富山町内を隅から隅まで案内してくれた。
やはり、東西南北、上下左右何処から見ても棚田がとてもキレイだった。
今企画しているイベントの開催は稲の刈入れが終わった秋の真っ最中。
今の夏の名残の棚田は広報印刷物のネタで使うことは出来ない。
やっぱりこの絶景をもとにして、あとは豊かな秋の里山の様子を絵に置換えた方がいいと思っている。彫刻家の吉田でも絵を描くことは出来るが、やはり世間の埃で汚れ切ったオヤジの目で見た風景が絵になるよりは、もっと新鮮な若い目の感性に期待したい。
写真資料をいっぱい用意したし、近いうちに、近所の絵描きさんを説得しようと思っている。
そのおねえさん・・年増オヤジがおごった晩飯の一杯くらいでは「ウン!」といってくれないかなぁ〜

IMG_0774.jpg

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