FC2ブログ

工房むうあと鉄の手仕事

鉄の彫刻家、吉田正純の手仕事、彫刻や展覧会の紹介、万善寺住職活動など、さまざまな日常を公開します。

お盆特集(お仏壇) 

2010/08/16
Mon. 09:42

毎日のようにというより、この時期は1日で50本前後の線香に火をつけて歩いている訳で、鼻の良い私は線香の香りで窒息しそうな勢いです。

線香臭くなくても日頃から私に寄りつこうとしないワイフは何時にもまして遠ざかり、甘えお嬢の反抗期末娘は「臭い!」の一言でオヤジとの会話が激減し、このままでは吉田家家庭崩壊に陥りそうな雲行きです。

最近の事情で、日々マニアックな世界にハマリつつある吉田のブログに寄り道していらっしゃる方々も、どうせマニアックな話題なら、もうそろそろ線香臭い話しから彫刻の世界に戻ってほしいと思っていらっしゃることでしょう。

という事で、この度は彫刻ネタを用意いたしました。
といっても話題は結局、お厨子に安置の観音さま。

石見銀山工房むうあartgalleryは現在、吉田一家が居住する自宅の一部屋を開放したものですが、その隣の部屋で現在私の書斎件仕事部屋になっている四畳半に先住の仏壇がありました。
その仏壇には、供養されることもなくそのままになっているその家の先祖さんと思われるお位牌が林立し、中央にはフタの閉じられたお厨子が埃をかぶって安置されてありました。

入居のお世話をしていただいた町内の方を通して、今は転出された元の持ち主やその家のいきさつなどを聞きとってやっと宗派がわかってお位牌の引き取りに手を尽くしましたが複雑な諸々の事情でそれも叶わず、結局近所の同宗のお寺へお位牌と供養料を添えて預かっていただくことになりました。
残されたお厨子は、本来なら私がお守りすることになるのですが、かえって万善寺の位牌堂に安置されたほうが良いだろうということでところ替えのお引っ越しとなって今に至っています。

みるところ、とても精巧で品も良く立派なつくりで老住職も一目で気に入ったようです。
その後20年近く経過し、今では朝夕のおつとめに欠かせない存在になりました。

棚経で家々を歩いていると、様々なお仏壇に出会います。
仏具の配置など、厳しいことを云えばいろいろありますが、ようは日々の心の持ちようが大切。
香華燈燭の心がけだけでも欠かさない暮らしが出来るとよいと思いますが、なかなかそれも難しそうです。

最近、電気の蝋燭に造花の花、電熱器の香炉まである電化製品仏壇に変わってきたお宅が増えてきました。
線香をつけようにも火の元がありません。そろそろ着火マンを棚経グッズのひとつに加えなければならなくなってきたようです。

ここで仏壇一口メモ

1)お華・・・仏壇にお供えのお華はお釈迦様の「慈悲のこころ」
2)蝋燭・・・仏壇にお供えのご燈燭はお釈迦様の「智慧のこころ」

を、私たち生きている者たちがいただいていることなのです・・・合掌・・

IMG_8620.jpg

[edit]

CM: 0
TB: 0

page top

この記事に対するコメント

page top

コメントの投稿

Secret

page top

トラックバック

トラックバックURL
→http://tetujin29.blog31.fc2.com/tb.php/207-1fd41264
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

page top

2020-05