工房むうあと鉄の手仕事

鉄の彫刻家、吉田正純の手仕事、彫刻や展覧会の紹介、万善寺住職活動など、さまざまな日常を公開します。

オヤジの時間 

2015/09/01
Tue. 23:57

もう何ヶ月ぶり・・・いやいや、今年に入ってからはじめて・・・ということは、1年ぶりにはなっているかも知れない・・・
吉田家から、石見銀山の町並みをほんの80メートルばかり歩く程度の距離なのに、本当に久しぶりに逢って1杯飲んだ。
Mさんとは20年以上の付き合いになるはずで、ヒョッとしたら30年になっているかも知れないほどの長い友人になる。その年月、とにかくやたらと飲み明かしている。さて、総量どのくらい飲んでいるだろう・・・

憲正さんの密葬から本葬まで、律義に会葬してくれたものの、話す機会はほんのひと言程度で終わってしまっていたから、ずぅ〜〜っとそれが気になっていた。
彼は忙しい人で、ほとんど出張で出かけているから、石見銀山で捕まえることが難しい。
その上に、私が正月から寺暮らしが続いて、1カ月に1週間足らずの日数しか自宅で過ごすことがなかったから、この半年以上は普通に疎遠になっていた。
べつに、これといって積もる話があるわけでもないが、それでもお互いの日常の悩みや仕事の現状を報告交換する機会は大切なものとして長年つき合っていた。石見銀山に帰ってしばらく経つし、少しはこちらの生活に慣れはじめたことだし、ちょうどいい機会だと思って連絡したら、M氏の方も、次の出張まで少し間があるから予定を都合しようということになって、結果今日の夕方から逢うことになった。

久々の彼の自宅はあたらしく増改築が終わって壁の一部にドアができて、普通に下隣の家と繋がっていた。彼の家族に孫が増えたりしていろいろなことがあって、結局現状が少し前から固まってきたらしい。
「まぁ、いろいろあるが、結局ワシが老後はこの家らしいわぁ〜・・、動けるうちは2階で過ごして、上がれなくなったらここで寝たきりになること決定みたいだわぁ〜・・家族で話したらどうやらそうなるらしいわぁ〜〜」
普通に軽くひとごとのようにそう話していた。

その後、二人でワインを1本空けて、ビールを6缶空けて、飲むものが無くなってお開きした。
久々に逢った歳月がお互いのひとつひとつの話題で埋められて、アッという間に楽しいひと時が過ぎた。
話題といえば・・M氏は会社の今後のこと。私は例の富山の企画のこと。お互いの経過報告といったところだが、一方は億のケタで一方は十万のケタという、比べようもない遠い存在のことなのに、なんとなく分かったふうに助言し合ったりするところがかわいらしい。
「今までやりたいことやってきたけど、もうこれで最後だというつもりで残りの人生もうひと山越えようと思っとるんよぉ〜!」
「まぁ、この歳まで生かさせてもらって、あとはいただいた人生を死ぬために大事に使って行こう思っとるんよぉ~!」
二人の今後には大きな見識の違いがあるものの、それがまたそれぞれの人生で面白い。
やはり、たまにはこういう濃厚なオヤジの時間を過ごすことも大事だね!

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