工房むうあと鉄の手仕事

鉄の彫刻家、吉田正純の手仕事、彫刻や展覧会の紹介、万善寺住職活動など、さまざまな日常を公開します。

吉田家裏庭事情 

2015/09/05
Sat. 21:00

工場を少し早めに切り上げて、荒れ放題の吉田家裏庭の草刈りをした。
春に萌黄の若芽が芽吹きはじめたことはなんとなく記憶しているが、それ以降はお盆過ぎに吉田家へ落ち着くまでその後の様子を見る余裕も全くなかった。
春の雑草が伸びて絶えて、梅雨の雑草が伸びて絶えて、夏の雑草が伸びてそろそろ絶える時期になっていた。このままほったらかしておいたら秋の雑草に変って、それでもほったらかしておいたら冬になってそれも枯れる。別に気にならなければそうやってほったらかしてしまえばすむことなのだが、やはりそうなってしまうと人の暮しが自然に乗っ取られてしまいそうな危機感で夜も眠れなくなってしまう!(とは、少々大袈裟・・)

とにかく、日が短くなってめっきり秋らしくなったことでもあるし(・・って、特に草刈りと深い関係があるわけでもないけど)延々2時間ほど草刈り機を振り回して、ひとまず地面が見えるまでにはなった。
銀山川の向こうの新道から橋を渡って吉田家裏口までの近道ルートが、ほぼ半年ブリに開通した。
混合油を少し余分に使って、切り倒した草をそのままその場所でできるだけ微塵に粉砕しておいた。
あれだけの量をひとまとめに積み上げたら、立派な堆肥になってしまって、地べたに来年の雑草の肥やしを提供してしまうことになる。
こうして微塵にしておけば秋の日差しで乾燥して堆肥になるまでにはならないですむ。

スモモが巨大化して隣の土地まではり出している。
ワイフが植えたミカンの木もたわわに緑の実がなってこれも隣にはみ出している。
小梅の木は葛に巻き付かれて瀕死状態。
薔薇の木ははびこったオノレ生えの雑木に押されて真横に延び広がりつつある。
ジャングルで勢いづいたキウイが巨大なブドウのように鈴なりになっている。
ウサギのグレーちゃんと犬のシェパくんの墓も久々に見ることができて、お盆はすぎたが墓参りもできた。

裏庭から見る吉田家は、まるで廃屋のようだ。
種から芽吹いた藤がトタン屋根に這い上がり、一株の鉢植えから広がったハートカズラと絡み合って悶え伸びている。
「石見銀山は伝統的な建築を保存しなければいけないことになっていますので、トタン屋根はチョット何とかしてもらわないと・・・新道から丸見えですからねぇ〜」
吉田家増改築の時に市の職員が渋い顔でそんなことを言っていたことを思い出した。
たった20年で裏庭は巨大化したスモモに占領され、トタン屋根は目一杯葛がはびこって、新道からは吉田家の大屋根が骨折ってチラリと見える程度。
あの時の職員さんが今の状態を見たらどう思うんだろう?
「世界遺産の町でもあるんですから、もう少し裏庭をキレイにしてもらわないと困りますねぇ〜。新道からでも町並みの景観を見てもらっているわけですから・・」
なんて言われたりして・・・

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