工房むうあと鉄の手仕事

鉄の彫刻家、吉田正純の手仕事、彫刻や展覧会の紹介、万善寺住職活動など、さまざまな日常を公開します。

雨の心配 

2015/09/12
Sat. 19:59

北関東から東北にかけて豪雨による重大な被害が広がっている。
友達の少ない私でも、何人かはその地方に知り合いがいるので心配をしてしまう。
日本の各地に知人がいることも、平和な時は自分の都合で付かず離れずちょうどいい感じでつき合っていられるが、今回のような心配事が起きてしまうと、自分の気持ちの置き所が定まりにくくて悩んでしまう。
それが家族身内なら、相手の都合も無視してダイレクトに心配をぶつけることができる。
3.11の大震災の時も、東京暮らしの娘達にやたらと電話しまくったような気がする。
いずれにしても、付き合いはほどほどに狭い方が悩みも少なくてすむような気がしてしまう。

島根のこの2日間はとてもいい天気だった。
工場の前に鉄板を広げて夜露にあてながらサビを待っていたのだが、丈夫な黒皮(酸化第一鉄)のおかげで全くサビが広がらなかった。
今日は夕方から天気が崩れて明日は終日雨模様のようだから、今度はそれなりのサビを期待できる気がする。
七日務めから帰って、工場へ出かけることが今のうちから楽しみなことだ。

秋のささやかなイベントを計画して助成金を申請したら採択された。
9月に入ってから、夜はその準備事務で夜更かししている。
やっとポスターの草案が絵になってきた。
色々な処へ相談したりお伺いしたりしながら原稿をまとめているが、関係者の数が増えればそれだけまとまりにくくなってなかなか苦労する。
人の数だけ頭があって、頭の数だけ考えがあるし、その考えは口の数だけ意見がある。
なかなかひとつにまとまることもないから、八方まるく納まることもないまま、結局時間切れでアチコチのひんしゅくをかいながら突っ走るしかない。

思いついたことを、悶々としながら自分で抱え込んで消化不良の便秘になるよりは、少々抑えが足らなくて大事なことの幾つかが普通に抜け落ちてしまいつつも後の祭りということで乗り気っていった方が気楽にことが運んで自分にはその方がいい。
もっとも、あまりに抑えがゆる過ぎると便秘どころか下痢になって大事なことまでスルーしてどっかに流されてしまうこともいっぱいあるんだけどね。

雨が瓦をたたく。
数日前の雨のやみ間に銀山川の川岸から吉田家裏庭の石垣まで草刈りをしておいた。
その銀山川の石垣は江戸のころから改修をくり返して今に至っている。
私が石見銀山で暮しはじめてから後も、何度か石垣の石が豪雨に絶えられなくて銀山川へ流されていった。
いつもはのどかな田舎町でも、何時何が起きるかわからない。
まぁ、それも人生の運ということで飲み込んで乗り切るしかないことなのだろう。
そんなわけで、簡単に流されてしまいそうな現状告知のポスターもどきであります。

ポスター1

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