工房むうあと鉄の手仕事

鉄の彫刻家、吉田正純の手仕事、彫刻や展覧会の紹介、万善寺住職活動など、さまざまな日常を公開します。

猫の役割 

2015/09/19
Sat. 21:50

工場の仕事を終わって帰宅したら、ワイフがやっと本格的な彫刻の制作にとりかかりつつあった。
汗を吸ったつなぎを脱いでシャワーを浴びてサッパリしようと計画していたら、急遽大きな彫刻関連の諸々の移動を手伝うことになった。

流石に島根県を代表する女流彫刻家の使令を無視する訳にはいかない。
すこしばかり手伝って、やっと一段落して、鉄板入りの長靴を脱いだら、靴下の足の指先がシットリしている。
長靴の1日の汗を・・・ガーゼというか布切れというか、とにかくそういうものだけでは滲みだす足裏の汗を吸い取って快適な指先をキープするには少々役不足のようだ。
この時期に、足の指のあたりがジュクジュクして水虫寸前まで行ってしまうのも、ある意味で職業病の一つと言えるのかもしれない。

帰宅してそのままいろいろと目先の用事を片付けたり音楽を聞いたりテレビのドラマをチラ見したりしながら短時間ほどつなぎでウロウロしていたら、汚れがタプリと溜まった加工しないつなぎの裾に珍しく猫のクロが絡みついてくる。
ワイフも在宅しているはずなのにわざわざ薄汚い作業着の私へ絡みついてくるのは何かの魂胆あってのことなのだろう。
珍しいことと思いながら、やっぱり季節は着実に秋に近づいているということが、そういうクロの行為で具体に見えてくる。
体温の高い猫は、やっぱり寒さのほうが身にしみてつらい思いをしているのかもしれない。
シロはお嬢ちゃんだから冷え性なのかもしれない。本当に上手に吉田家の暖かい場所を探しだしてくる。
結局、クロは常に吉田家の一等地をシロに奪われているということだ。
まぁ、それがクロの優しさであったり、おっとりとした性格のせいであったりもすることなのだろう。
場所取りに出遅れてしまったクロがオスにも思えないほどの可愛い声で鳴きながら吉田家のあちこちをウロウロし始めるときは、だいたいウンコかオシッコがしたいという情報提供であったりもする。めんどくさいからそのまま放置しておくと、いつものオシッコ場に入り込んでいる。

いずれにしても、1日のハードワークを終わって帰宅した時のネコチャンズは、なんとも言いようのない癒やし要員になっていることだけは確かだ。
人の都合も無視して、全く自由に主観的な好き嫌いで行動するところは、我々大人が自分の理性で踏ん張って我慢ばかりしている日常とはまるで真逆ののんきな行為にも思える。
先ほど夕食を終わって四畳半へ落ち着いて、メールチェックでもしようとデスクトップへ向かったら、クロがどこからともなくやってきて、ひとの都合を無視してイジイジと私の足元のあたりを物色して、やがてお気に入りのポイントを見つけてそこにおさまってきた。
風呂で老化角質化した足をマッサージしながら磨き上げたあとだから、臭い足の匂もしないのだろう。

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