工房むうあと鉄の手仕事

鉄の彫刻家、吉田正純の手仕事、彫刻や展覧会の紹介、万善寺住職活動など、さまざまな日常を公開します。

ヘイズに想う 

2015/09/25
Fri. 21:05

〜〜〜〜〜〜〜〜〜
ヘイズやばい。外真っ白。
マスク装着。
喉クソ痛い。
※ヘイズ:毎年この時期にインドネシアで森林燃やして、その煙が風に乗ってシンガポールを汚染するのさ!
〜〜〜〜〜〜〜〜〜
ノッチが久々にSNSへ書き込みをしていた。

今ひとつ状況がよくわからないので少しばかりググってみた。
シンガポールの医療機関が開設するホームページには「インドネシアのスマトラ島やカリマンタン島の焼畑農業や山火事の煙や排気ガスなどの微粒子が原因となって起こる大気汚染のこと」とあって、「ヘイズの強いときは目、鼻、喉などの粘膜が刺激され、目や皮膚のかゆみ、鼻水、咽頭痛、めまい、吐き気などの症状が現れることがある」らしい。
焼畑農業というと今に始まったことでもないから、かなり昔から局地的な大気汚染が続いていたのだろう。それに近年の排気ガスなど工業産業の発達による大気汚染が加わってくると、もう時既に遅しで手のつけようもない状態になっているのかもしれない。

もう半世紀近くも前に島根の田舎から上京した頃も、高度経済成長期の名残が若干残っていたのか、ある日突然世間が霧霞んでやたら視界の悪いことが年に何度かあったように思う。
その後、日本は企業産業の努力で空気も綺麗になって、そのうち光化学スモッグなどという言葉も忘れられて久しいが、最近になって、今度は島根の田舎の方でこの「世間が霧霞んでやたら視界の悪い」日が度々やってくるようになった。原因は中国の光化学スモッグが偏西風に乗って日本まで到達しているからだという。

私は、工場で散々粉塵を吸ってそれこそ極小局地的大気汚染の中で仕事をしているから、すで自分の身体はかなり色々な化学物質に汚染されてしまっているだろう。個人の都合で自分の行為に納得しながら自ら汚染を自覚しながら彫刻を造り続けていることになる。
小は吉田が工場に閉じこもって撒き散らす二酸化炭素をたっぷり含んだ煙害から、大は地球規模で繰り返される煙害まで地球環境を破壊する要因は無くなることがない。
地球温暖化の最大の要因は牛のゲップだということらしいが、さて、本当の事なのだろうか?
人はとかくに弱い生き物で、事の大小関係なく、似たような事例をあてがって上手に自分を正当化して自らを慰めているようなところがある。自覚しての行為ならそれも善行と拡大解釈できなくもないが、自覚のない行為なら始末が悪い。牛にゲップをするなというのは無理な話だが、隣の国の煙害なら話せばわかることもあろう。
「おとうさん、臭い!なにその臭い!おとうさんの身体サビた鉄の臭い半端ないよ!」
鉄の臭いごときでキーポンに嫌われまいと、おとうさんはセッセとシャワーを浴びて努力して汚染対策しているんだけど、鉄の臭いはもう身体に染み付いちゃったのかなぁ・・

FullSizeRender (1)

[edit]

CM: 0
TB: 0

page top

この記事に対するコメント

page top

コメントの投稿

Secret

page top

トラックバック

トラックバックURL
→http://tetujin29.blog31.fc2.com/tb.php/2100-07b8a06e
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

page top

2017-08