工房むうあと鉄の手仕事

鉄の彫刻家、吉田正純の手仕事、彫刻や展覧会の紹介、万善寺住職活動など、さまざまな日常を公開します。

第53回徳島彫刻集団野外彫刻展 

2015/09/26
Sat. 21:52

 徳島彫刻界の重鎮、松永勉氏から声をかけていただいて、突貫制作の彫刻を搬入してきた。その「第53回徳島彫刻集団野外彫刻展」は、10月の4日から11月の13日まで徳島中央公園で開催される。

徳島へは、かれこれ20年位前に訪問したことがある。
招待を頂いたのは、この度お世話になった徳島彫刻集団の皆様方。
あの時は、自分の身体だけおじゃまして、歓待を受けた。
島根の彫刻会が恥ずかしくなるような堅牢で頑強な徳島の彫刻作家の組織が只々羨ましい限りで、むしろ嫉妬さえ感じてしまっていたことを思い出す。
20年も若かった頃だから、今の自分よりは随分血の気も多かった。

そして、やっとと言うか、よく覚えておいて頂いていたというか、このたび、晴れて我が愚作を出品叶ったわけだ。
言い訳になってしまうから、今回の彫刻制作の経緯は飛ばしてしまうが、日頃から抑えの甘い自分のダメなところがモロに重なってしまって、折角声をかけていただいたのに、恥ずかしい仕事をしてしまった。
それでも、自分としては一貫して決めているテーマの路線からはみ出しているわけでもないし、それはそれで通過点の一つに変わりもなく、納得の出来ているところではある。

前夜に石見銀山を出発して、約5時間かけて会場の徳島中央公園ゲート前へ到着した。近所のコンビニで食料とドリンクを買い込んで夜食を食べてから彫刻の隣で朝まで眠った。最近は秋らしく涼しく過ごしやすい毎日が続いていたので、いつのまにかそれに心身ともに慣れきってしまっていたから、徳島の夜の暑さは半端無く身体にこたえた。それでも、朝方にはグッスリ眠っていたようで、松永さんの電話で起こされた時は結構慌てた。

早朝の市民ラジオ体操が終わってからクスノキの枝先を借景にさせてもらって、彫刻を設置した。
作業はせいぜい20分ほどで終了して、あとは松永さんと立ち話しながら彼の彫刻や他の出品者の彫刻を見て歩いた。会期がスタートするときには、30点近くの野外彫刻が公園いっぱいに展示されることになる。
私は、会期中改めて今度は結界君と観に行くつもりでいる。

帰りは徳島から岡山を経由して倉吉まで北上した。
キーポンの生活道具や勉強道具などを搬入してから二人で昼食を食べた。
帰りに倉吉駅前の美味しいパン屋さんへ寄ってワイフへのおみやげを買った。
島根の石見銀山へ帰る間は、やたらと睡魔が襲った。
気が付くと燃料ランプが点灯していて、それで目が覚めた。
徳島〜倉吉までが3時間とちょっとで、石見銀山〜倉吉間とほぼ一緒。
彫刻家人口といい、交通網の便利さといい、島根の田舎さ加減を身を持って実感した1日になった。

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