工房むうあと鉄の手仕事

鉄の彫刻家、吉田正純の手仕事、彫刻や展覧会の紹介、万善寺住職活動など、さまざまな日常を公開します。

幸せってなんだろう 

2015/10/21
Wed. 21:58

ほぼ午前中いっぱい市役所で配布物仕分けの仕事をした。
自分の人生で、研修とか講習を抜きに半日も役所にいるなどなかったことだ。
行政公務員の皆さんは、あんな感じで毎日仕事をしていらっしゃるのかと、日頃見慣れない体験ができてよかった・・と言いたいのだが、身体は正直なもので小一時間もすると頭の側面がチリチリ痛み始め、そのうち動悸が激しくなり、時々フラリと意識が不安定になったりして冷や汗が出始め、気持ちが悪くなってきた。

どうしてこんなことになってしまったかというと、話せば長くなるところをつまむと「この回覧は自治会ごとに小分けして封筒に入れてもらわないと配布できませんね!」ということになってしまったのだ。
大田市行政区全体の回覧配布だけでも約2000枚印刷した。それを町ごとに仕分けして、その後それぞれの町の自治会ごとに仕分けして、町内回覧が行き渡る仕組みだ。
今度の「とみ山彫刻フィールドアートワーク」の告知に、この市内一斉回覧システムを初めて導入してみた。

前日までに部数を整理して帯でまとめて準備万端整っていたはずなのに、今朝市役所の指定場所へそれを持ち込んだら、配布作業のシステムがどこかしらおかしい。
それでモタモタしていたら、優しげなお姉さんがススッとよってきて色々教えてくれようとしたのだが、脳みそのとろけた私にはどうもチンプンカンプンで要領をつかめない。
結局お姉さんが意図するところの仕分けが出来そうも無いと気づいて、今では吉田専属担当のように何かと市役所の窓口になってくれているお兄さんを名指しで配布作業を仕切り直しすることになった。
なにせ、大田市大田町内の回覧配布の枚数だけでも300枚近くある。それの不具合分を全て戸別に仕分けなければいけないことになってしまった。お兄さんが嫌な顔もしないで付き合ってくれて全て終了したのがお昼前だった。

市役所に半日いる間に、私の後ろや横を何人もの知り合いが通り過ぎていった。
「あらま!今日はなに?」とか、「お珍しい!」とか、「やぁ〜」とか、反応は様々だったが、私の鬼気迫る作業の姿を恐れて、馴れ馴れしく擦り寄ってくる人は皆無だった。
彼らの全てが今では「長」の字がついた重要ポストに収まっていらっしゃる。私のようにいい年をしていまだにタダノオヤジなど一人もいない。そう考えると、結構みなさん年齢相応に年功序列も加わって確実に昇進していらっしゃるわけだ。
私もどこかの組織に潜り込んでいたら、よっぽど取り返しの付かない大きなポカでもしないかぎり、今頃は○○課の長くらいにはなっていたかもしれない。
そういえば、高校の同級生も私が大騒ぎしながら用事をしているすぐ近所で何やらパソコンいじってたなぁ・・彼は校長先生で退職して、今は市役所の嘱託に収まっている。
もう、40年近くもたっぷり働いたんだから、これから生きてもせいぜい長くて30年。
少しくらいは殺伐とした世間を忘れて悠々自適の趣味に走っても良さそうな気もしたけど、彼にとっては、働き続けることが生きがいになっているんだろうなぁ・・・

年中気ままにやりたいことしかしない私には、どうもその辺の事情がわかりません。
あれはあれで、けっこう幸せなんだろうなぁ〜・・・

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