工房むうあと鉄の手仕事

鉄の彫刻家、吉田正純の手仕事、彫刻や展覧会の紹介、万善寺住職活動など、さまざまな日常を公開します。

石見銀山吉田家の朝 

2015/10/28
Wed. 06:28

皆様おはようございます!
あれほど疲れているはずなのに何故か夜のうちから目が冷めて、シュラフの中でイジイジしていたら結局この時間になってしまった。
こともあろうに私が彫刻搬出で留守の間、吉田家の四畳半はワイフとキーポンに占領されていたようだ。そのキーポンは今週から2週間位、保育実習で近所の保育園へ通園し始めた。それの送迎がワイフの仕事になっているらしい。道理で私の彫刻搬出に付き合ってくれないわけだ。

昨夜は雨の中2トンの箱トラックを動かして搬出などの準備が終わったのが8時頃だった。
それから風呂に入って旅の疲れをとって夕食を食べて終わったらもう寝る時間になっていいる。それに、いつのまにかキーポンは以前と全く変わりなく私のシュラフに潜り込んで寝てしまっている。まったく、あいつの神経はどうなっているのか・・・

最近ワイフの膝の調子が悪い。
外科の診療医院へ通院して、水を抜いたり何か薬を注入したりしてもらっているようだが、まったく改善していないようだ。私も彼女ほどではないものの古傷が元で少し無理をすると膝から下のアチコチが痛む。それをごまかしたり騙したりしていると、しだいに上半身に悪影響が出てきて、今はやたらと腰がいたい。
そろそろ結婚して35年位になる。まぁ、そのくらい長く一緒に暮らしていると他人から始まった仲も、心身ともに色々な不具合が上手に混ざり合って何処かしら似た者同士になっていくのだろう。
時々どちらかがプツリと切れて険悪な状態になることもあるが、そんなことは長年のやりくりの蓄積でだいたいのところで適当に日常の平常へ軌道修正していたりする。それに子供が4人ほどいると、それぞれそれなりに程よい加減の介入や助言や支援もあったりするし、家族という最小限のコミュニティーはそういう具合に緩やかな拘束と緊張感を持って形成されているものなのだろう。現在の吉田家は子供もそれぞれ自分の暮らしを始めているし、狭苦しいと思っていた家も何処かしら持て余すほどの無駄な空間が広がった。幸い、それを例のネコチャンズが埋めてくれているから、それなりに都合よく家族間の世代交代というか役割交代ができている気もする。
私が彫刻搬出へ出かける少し前にワイフが「気持ち悪いこと話してあげようか?」と珍しくニヤついてきた。どうせクロが布団の上で吐いたとか枕の上にウンコしたとかそんなことだろうと思っていたら、「まだ、毛の生える前のネズミの子があたしの布団の横へ転がってたのよ・・・それも2匹!」・・・さて、クロかシロかどちらの仕業だろうか・・・その後、今度はネズミらしい形態にまで成長した、それでも小さなヤツがまた同じ所でゴロリと転がっていたらしい。やはり、あいつらもそれなりにれっきとした猫であった。
まぁ、吉田家はそういう感じで何かと小さな不具合を抱えつつ、毎日が粛々と過ぎているわけなのであります。
さて、今日は1日とみ山彫刻フィールドアートワークの搬出作業が待っている。
そろそろ、準備でもしましょうかね・・・というのに、まだ、隣でキーポンがゴロゴロしているという、なんとも緊張感のない朝が始まった。

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