工房むうあと鉄の手仕事

鉄の彫刻家、吉田正純の手仕事、彫刻や展覧会の紹介、万善寺住職活動など、さまざまな日常を公開します。

さしいれ 

2015/11/02
Mon. 22:33

さすがに疲労が溜まって寝返りをするたびに腰が痛くて目が覚める。
それでも久々に吉田家のいつもの四畳半は気持ちが安らぐ。
夜中になって雨音で目が覚めたら、その四畳半がいやに明るい。
一瞬寝ぼけてしまったのかと思ったが、確かに電気がついていて明るい。
腰の痛みをこらえて寝返りをして体制を整えてみると、キーポンが何やらカリカリと字を書いていた。

キーポンが保育実習で帰省して、もう1週間になる。
彼女と入れ替わった格好で私が富山で暮らし始めている間に、四畳半のオヤジの書斎が彼女の部屋になってしまった。
私がいつもデスクワークで使うこたつテーブルに彼女の荷物や筆記用具が散乱している。
いちいち彼女の荷物を片付けるのも面倒だと一瞬躊躇したが、それでもなんとかしないと自分の仕事もできないから意を決して「こたつテーブル」を「炬燵」にすることにした。
それで一応掃除になるしテーブルも片付くし、少しばかりの暖房にもなる。

カビ臭さが残っているこたつ布団を久々に押入れから引っ張りだして掃除機をかけたり雑巾がけをしたりしていたら、クロがどこからかやってきた。
犬のようにクンクン嗅ぎまわりながらしばらく私の掃除を邪魔していたが、そのうち何処かへいなくなって、部屋が片付いた頃にシロを連れて帰ってきた。
その夜は、私の隣にクロが落ち着いて、炬燵の中でシロが寝て、私の腕枕でキーポンが寝ていたはずだったのに、こうして真夜中に目覚めたら、シロがいつの間にかいなくなって、クロがAmazonの空き箱で寝ていて、キーポンがカリカリと何か書物をしていたということで、最初に戻ってあぁ〜いうことになっていたわけだ。

なんとなく夜中に起こされた格好になって、朝はいつまでも眠くて起きるのに苦労した。
それでも何とか石見銀山を定刻に出発して富山の3日目が始まった。
休日のなか日の平日だからさすがにお客さんも少ないだろうと勝手に判断して、会場の目の前のコンビニより小さなJAスーパーで買い物をしてダラダラと世間話をして受付場所へ引き返してすぐに、ノリちゃんが当番の手伝いに来てくれた。
それから町内の皆さんが三々五々いらっしゃって、それはそれは熱心に展覧会を見てくれた。
長い人で滞在時間1時間を超えるほど熱心にそれぞれの教室を巡ってくれた。
お昼すぎにまたJAに行ってカップ麺を買いつつ、少し親しくなった販売員のお姉さんとマタマタしばらく世間話に盛り上がって受付へ帰ったら、車が1台増えていて、ノリちゃんはお客さんの相手でギャラートークをしていた。
気が付くと受付カウンターに発泡スチロールの箱が置いてある。
「まぁまぁ〜立派な展覧会で・・・小学校もこうやって使ってもらえることもありがたいことですよ・・・」
町内のおばちゃんが発泡スチロールの箱いっぱいのホカホカのふかし芋を差し入れしてくれた。
こちらこそ「まったくもって、ありがたいことですよ!!」

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