工房むうあと鉄の手仕事

鉄の彫刻家、吉田正純の手仕事、彫刻や展覧会の紹介、万善寺住職活動など、さまざまな日常を公開します。

つなぎの1日 

2015/11/04
Wed. 23:01

無住の禅寺松林寺さんの檀家総代さんへ、長い間借りっぱなしになっていた鍵を返した。
とみ山彫刻フィールドアートワークの準備から期間中を通して何度となく自由に都合よく使わせてもらっていたから、なんとなく親近感も加わって去りがたい。

一日中抜けるような秋の青空が続いて久々に着たつなぎの作業着が汗ばむ。
一晩ゆっくり休んだおかげで両膝からふくらはぎにかけての鈍痛が和らいだ。
期間中のゴミを処理し、ポスターを剥がし、事務処理の諸々を整理して結界くんへ積み込んだ。
お世話になったまちづくりセンターへ行ったら、職員の皆さん全員お留守。
聞くところによると、富山町内で2つのお葬式が重なったらしい。
この数年で町民人口が激減していると自治会長さんが嘆いていたことを実感する。

主だったモノを積み終わった頃に、教育委員会の担当職員が水道と電気のメーターを見に来た。
証拠の指差し確認のモデルになって記録写真に写った。
すでに廃校になって何年も空き家状態の小学校を、いまだに市の教育委員会が管理しているというのも、民間人の私にとっては理解し難いところがある。
使用管理母体をサッサと町へ委託してしまったほうがずっと楽なことだろうに、行政管理はなかなかそう簡単なことでは済まされないのだろう。

明日からしばらくは報告書作成の事務処理が続く。
支払い会計の残もあるし、まだまだ気が休まらない。
ものづくり教室の4本柱は、概ね成功と言ってもいいだろう。
田中さんの根付彫刻体験は定員10人を軽く超えて大忙しだった。
坪内さんの福光石のお地蔵さん制作も結果的に定員10人を遥かに超えて大盛況だった。
小林さんと居上さんの造形ワークショップも終始親子で賑わっていた。
まだ正確に延べ人数を把握するまでには至っていないが、ザッと出席簿を見る限りでも60人は軽く超えている。
若い作家の教室個展は、これからそれぞれ個人の結果報告を待つことになる。
期間中私が見た限りでは、作家の友人知人が遠方から駆けつけていたようだ。
久々の再開もあったようで、個展会場の滞在時間がとても長かった。
地域からの来場もリピーターさんが多くて、ありがたいことに会期終盤には差し入れも増えた。
今回の個展以外の美術展は、絵画彫刻合わせて約60点ほど展示した。
こういう企画でもない限り、国道から離れた山間の町へは、来訪の流入も皆無に等しい状態だろう。
JAのサロンに集まってお茶飲み話をしていた地域のおばちゃんたちが「いいことをしてくれた」と、とても喜んでくれていた。「食べるものもあったらよかったのにねぇ〜」とも言ってくれた。さすがに、そこまでは我々に出来ることでもないが、地域と協同で何かできるキッカケくらいにはなったかもしれない。

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