工房むうあと鉄の手仕事

鉄の彫刻家、吉田正純の手仕事、彫刻や展覧会の紹介、万善寺住職活動など、さまざまな日常を公開します。

秋の草の実 

2015/11/10
Tue. 22:21

「何か変ったことあった?」
「とくにぃ〜〜、今までクロちゃんが私のヒザでくつろいでたのにぃ〜」
だって・・・

入棺、出棺、荼毘と続く前に、剃髪や受戒のお務めを済ませるのが万善寺のやり方になっているので、色々な準備を終わって寺を出発する前にワイフへ電話した。
クロは私には反抗してなつかないのに、ワイフには自分から甘えていく。
シロははじめからワイフにベッタリ絡みついていて、彼女が呼ぶとだいたいほとんどイソイソと鳴きながら彼女に走る。
「あんたがネコチャンズの世話しないからよ。私なんか毎日ご飯あげたりしてるからね!」
ポロリと不満を口走ったりすると、途端に厳しいワイフの反撃が返ってくる。

彼等が私へ寄りつかない理由は他にあると思っている。
つまり、私の濃厚で野獣のような男ホルモンのせいなのだ!
自然界における生活環境で発散されている男ホルモンには闘争心を刺激する物質が多く含まれているらしくて、それを駆使してお互いに威嚇しあうことによって一定の距離を保って必要以上の闘争を避けているのだといわれている。
ようするに、男ホルモンの強いヤツが競争社会の中で生き残っているともいえる。
地球人類の長い歴史の中で、常に絶え間なく戦争や闘争が続いているという紛れもない現実事実の根拠もどうやらそのあたりに起因しているのではないか。
ことの善し悪しは抜きにして、そう思うことによって、だいたい全ての社会情勢の不具合が納得できたりもする。
猫や犬のオスがマメにマーキングをするのも、自分の行動範囲をお互いに伝えあって出合い頭の急な接近遭遇を極力避けながら、一方で自分の支配領域を誇示し確保するネライが含まれているのかも知れない。
まぁ、そういう行為も所詮は自分のケチなプライドにしがみついて身勝手に戦々恐々としている程度のことかも知れないが・・・
犬猫社会を見ていると、無駄にギャアギャア鳴き狂って威嚇ばかりしているヤツにかぎって腰が引けて弱かったりすることが多いからね。二本足で歩いている人間だって4本足とどっこい五十歩百歩ってとこじゃないでしょうかね。

味気ない寺の夕食が終わって吉田家SNSのチェックをしていたら、あの今朝の会話の後にクロが脇のあまいワイフのスキを狙って脱走に成功したらしい。
さすがクロは男だ!自らの野生のプライドを信じて日夜鍛練を怠らない姿勢が素晴らしい!
今回の脱走劇の成果は秋の草の実。
ワイフはコロコロで応戦したらしいが、成果はいまいちだったようだ。
きっと、当分の間私の四畳半やヌシのいないシュラフのアチコチに各種草の実がくっついていることだろう。私が現場にいたら、有無を言わせず即シャンプーだけどね・・・

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