工房むうあと鉄の手仕事

鉄の彫刻家、吉田正純の手仕事、彫刻や展覧会の紹介、万善寺住職活動など、さまざまな日常を公開します。

虹のグルグル 

2015/11/28
Sat. 23:53

七日務めで般若心経を読みはじめたら声がうまく出てこない。
アレッ??っと思いながらひとまず回向まですませて声のキーを少し上げて次のお経を読み続けた。そういえば、朝起きた時から咽がいがらっぽくて鼻も水っぽい。
「そんなに飲み過ぎたかなぁ??」と、昨夜をふり返ってもそれといって覚えがない。
お経を終わってお話をしてお茶を御馳走になって結界君へ乗り込んで小雨の銀山街道を走りながらふと気が付いた。
「そういえば昨夜はキーポンがお父さんのシュラフに入り込んでいたんだった!」
彼女は一度寝はじめると自分で起きるまでテコでも動かない。
そろそろ寝ようと四畳半へ入ったら、すでに彼女が私のシュラフに潜り込んでいた。
「オヤジの加齢臭が充満しているだろうに・・・」と思いもしたが、自分ではそれがどんな臭いなのかわからないし、どうせ何をしても起きないだろうから、そのまま寝かしておくしかない。結界君に常備しているシュラフを取りに行って、二枚重ねて寝ることにした。
夜中に咽が渇いて目が覚めたらキーポンが飛出していたからシュラフに引っ張り込んだ。
胃液で食道が痛くて目が覚めたらキーポンがオヤジの腕枕で寝ていた。
まぁ、とにかくそんな感じでちゃんと寝たのかどうか曖昧なまま朝になった。
このところ、クロがシュラフのど真ん中で寝るようになっていたし、昨夜はキーポンまでが図々しくひとのシュラフを横取りする。
時々仕事から早く帰ったワイフがシュラフに包まって昼寝をしていることもある。
日頃はオヤジを見向きもしないで避けまくっているシロも炬燵デスクにしてからゴソゴソと頻繁に入り込んでくるようになった。
吉田家唯一の四畳半でオヤジの書斎から寝室まで全てをまかなっているというのに、昼も夜もプライベートな空間というものがない。
本やiPadnewsをトイレに持ち込んでノンビリしているとワイフの機嫌が悪くなるし、時にはクロが開けろとドアをガサガサかきむしる。
寝る前のひと時、先日亡くなった原節子さんの検索などして思い出にふけっていたらクロが自分の寝場所を探して目の前をウロウロしはじめた。
せっかくキーポンを自分の部屋へ追い上げたばかりなのにクロが夜の四畳半へ帰ってきた。

他人様はどうせ他人事で好んで波風を立てたくもないからと見て見ぬふりをしているようだが、吉田家の身内はデリケートな私の心が傷つくのを無視して、ことあるごとにズケズケ云いたいことを云ってくる。
「だいたい、あなたは自己中すぎるわよ」とか、「お父さんそういう云い方が上から目線なんだよ」とか、「結局全部1人で勝手に決めてるじゃない」とか、「あんたの無茶振りでまわりがどれだけ迷惑してるかわかってないでしょ」とか、だいたい、毎日そんなようなことを云われ続けている。
確かに、まったくその通りで、返す言葉も見当たらないけど、オヤジはオヤジなりに結構我慢して暮しているつもりなんだけどね・・・

そうそう・・・あの虹のグルグルのMacBookが今日の23:09にやっとゴミ箱を空にしてくれた。再起動したら少しだけ動きが軽くなった気もするけど・・気のせいかなぁ??

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