工房むうあと鉄の手仕事

鉄の彫刻家、吉田正純の手仕事、彫刻や展覧会の紹介、万善寺住職活動など、さまざまな日常を公開します。

幸せ者 

2015/12/15
Tue. 18:13

昨日はあれほどいい天気だったのに、夜になって気が付くと屋根に雨音が聞こえる。
2回目の薪がまだ結界くんのリヤデッキに積みっぱなしだからせっかく乾いていたのに濡れてしまっただろう。

富山町のイベントが終わって、最後の請求書が集まり始めたので朝から支払いに回ろうと思っていたのだが、急きょ薪の移動を優先することにした。
一時間位で土間へ積み上げた頃は雨が本格的に降り始めていた。
土間が製材落ちの松の臭いでむせかえる。

アチコチ支払いに回って最後にいつも2tレンタカーでお世話になっている車屋さんへ寄ったら、経理の可愛いお嬢さんが大きな傘を差し掛けてくれた。
こっちはいつもの汚いつなぎに鉄板入りの長靴スタイルで、それまでさんざん雨に濡れながら薪運びをしたあとの事なのに、そこまでしてもらわなくてもいいのに・・恐縮してしまったけど、なんとなく嬉しかった。
レンタル料金が今回から少し上がった。お嬢さんのサービスはそれでかも知れない。
前回の消費税が上がった時も値上がりして、今回また値上がりして、来年にレンタルする時は消費税も上がってまた値上がりしているだろう。
2010年に島根県の現代彫刻小品展がスタートしてから、レンタル料金だけで5000円は値上がりしている。
こればかりは自分の都合でどうにでも出来るわけもないし、世間の事情に身を委ねるしかない。
自分一人の暮らしだったら、無ければ無いなりにどうにか工夫してやりくりできるかもしれないがそれも現実的でない。

先日、島根の地元に住んでいる中学校時代の同級生が集まって忘年会をした。
みんな同じ年だから職業や立場の違いを超えて昔ながらの気楽な付き合いができる。
私は昼の用事があって少し遅刻したが、みんな何事もなかったようの出迎えてくれた。
しこたま飲んでしこたま食べた。
それなりに暮らしが豊かな奴はさり気なく高くて手に入りにくい旨い酒を差し入れてくれる。
それなりの退職金をもらって子供も独り立ちして気ままに暮らしている奴はその日のために何日もかけて旨い手造りおでんを振る舞ってくれる。
何も出来ない奴は「ウマイウマイ」を連発し、ひたすらパクパク食べてグイグイ飲むことでお返しをする。
10人も集まると昔から気の合う奴もいればそうでもない奴もいる。
そのあたりの微妙な距離をわきまえながらそれなりに和気あいあいと時が流れる。
中学校以来、40年以上も過ぎると、その間に死んだ奴もいるしドクターヘリで搬送された奴もいる。健康不健康も含めて、幸せに歳を重ねるばかりではない。
みんなそれぞれ、自分の環境で必死に生きている。
私のように自由にわがままに気楽に生きている奴は少ないだろう。幸せものだ・・・

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