工房むうあと鉄の手仕事

鉄の彫刻家、吉田正純の手仕事、彫刻や展覧会の紹介、万善寺住職活動など、さまざまな日常を公開します。

莫妄想 

2015/12/24
Thu. 20:41

体調不良が改善しないまま、早朝から結界くんを1時間半ほどすっ飛ばした。
途中で具合が悪くなるといけないから、朝食は抜きにした。

法類(寺の親戚のようなもの)のお寺の奥さんの訃報が入ったのは2日前だった。
通夜があって今日は葬式だった。
体調不良もあって通夜には参列できなかったが、葬儀をパスするわけにもいかないので、とにかく1日ほど何もしないでしっかり休んで今日に備えた。お陰さまで、式の間から帰宅するまでは普通に乗り切ることが出来たが、時折ひどい頭痛に襲われて目の奥が痛くなる。この症状が収まらないようだったら、病院へ行くしかないと思うが、もう年末で休院のところもあるし厄介なことだ。
この度亡くなった奥さんは七十代前半で今の時代ではまだまだ若いほうだ。万善寺のおかみさんは90歳を過ぎて元気に生きる気満々の毎日を送っている。人それぞれ何時何処でどうなるか・・そろそろ何があってもおかしくない年齢に差し掛かっている。
身辺の無駄なものを切り捨てて、スッキリと暮らせるようにしたいね・・
さて、カレンダー第3弾をどうぞ・・

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妄想などという言葉は、最近あまり聞かなくなったような気がします。
「もうぞう」とか「ぼうそう」とも読まれているようで、仏教的に言うと、「対象の事物にとらわれて間違った思惟や判断をしてしまう」ようなことを言うらしいのですが、まぁ、そういうことは私達の日常の暮らしの中で毎日のように行われていることでもあるでしょう。
また、「妄想」の上につく「莫(まく)」は否定とか禁止の意味なります。つまり、「莫妄想(まくもうそう)」とは、そのまま読んで「妄想するんじゃありません!」となるわけです。
妄想にはプラス思考とマイナス思考があると私は思っています。
他人の真意を正しく見極めようとしないで勝手な思い込みをして、なんの根拠もなく誤解をして喜んだり悲しんだりして、無駄にドタバタと落ち着かないまま物事を難しい方向へ捻じ曲げて収集がつかなくなることがよくあったりします。

今の世の中はあまりにも他人を素直に信用することが出来なくなっているように思います。
それも、良いように考えれば、他人の甘い言葉に騙されないですむし損をするようなことも減るでしょう。
しかし、度が過ぎると世間の付き合いが難しくなって暮らしにくくなったり、勝手に自分の主観的な善悪を正当化して世間と摩擦を起こしてしまったりすることになります。
何事も、「適度なゆるさ」をもって暮らすことができたら、無駄に妄想に縛られないで気楽に暮らせるのではないでしょうか。
他人と自分を比べるということが「妄想」を生み出すことになります。
自分は自分・・・出来ることもあれば出来ないこともある・・・特に立派な人間でなくてもそれで十分な気がします。

2016-4:5:6

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