工房むうあと鉄の手仕事

鉄の彫刻家、吉田正純の手仕事、彫刻や展覧会の紹介、万善寺住職活動など、さまざまな日常を公開します。

薪割りのクリスマス 

2015/12/26
Sat. 23:58

皆様・・・思い出に残るクリスマスになりましたか?
忙しい毎日を送っている方々にとっては、年に数えるほどの私事で大活躍の2日間になったのではないでしょうか?・・・と、私が一人で勝手にそう思ってるだけのことなのですが・・
「皆様」といってもこのブログに立ち寄っている方々はせいぜい片手程度のことですので限りなくマイナーなことなのですけどね。

さて・・・
今年の吉田家のクリスマスは何十年ぶりかで夫婦だけの二日間になった。
吉田家の子供達もそれぞれ自分の暮らしが固まってきて、そのうちそれが優先して、これから先親子の関係がしだいに遠ざかって疎遠になって、今年のような夫婦二人のこういう毎日が普通になるのだろうと思うと、吉田家コミュニティーの創世が一山越えて次の段階に移行した(大げさだねぇ〜・・)ということを具体的に感じ取れる2日間であった。
仏教徒の私がクリスマスを人生の節目にしてしまっているようなところもあって、そのスジの厳しい方々から石を投げられそうなことだけど、それは私の半世紀を超える人生において外すことの出来ない幾つかのポイントの一つと言ってもいい。
寺の子として生まれた時から、盆正月は公的事業(つまり、公事)に従事する暮らしをしている私にとって、1年の暮らしの中で寺の拘束を解かれて私事に過ごせる数少ない日がこのクリスマスということになる。
クリスマスは、同じロウソクでも仏壇のご本尊様への灯明とはまったく趣旨用途の違う使い方が出来る。
使途というと、他には夏の花火の着火火種や、災害停電時の生活の灯り、それに誕生日やクリスマスで使うケーキを飾るあのロウソクくらいしか思い浮かばないほどだ。
そういう訳とかもあって、とにかくクリスマスは好きなのだ。

それで、今年の事になるが・・・
前記のように、この2日間はまだ体調不良を引きずっていて、このまま症状が改善しなければそう近くない未来に私の死が迫っているかもしれないなどと大げさなことを思い始めたりして、人間の(ではなくて私の)メンタルの弱さを実感しつつ過ごした。
体調不良で苦しんでいる私に対して、ワイフからは「早く病院へ行け」と厳しく叱られ、なっちゃんは「そのくらいで死ぬようなことなどあるわけがない」と笑われ、ノッチには「ビールが不味くなる」と嫌われ、キーポンもひとごとで軽くあしらわれ、とにかく心身ともに散々なクリスマスになった。
それでも、この慌ただしい年の瀬に何もしないで寝てばかりもいられないし、結局クリスマスの当日に病院で午前中を過ごし、午後は昼食も抜きにして薪割りにはげんだ。
体調が思わしくないと、かえって自分の身体をいたわるようなところがあって、無理をしないようにゆっくりにゆっくりと仕事を進めたものだから、かえって無駄な動きが減って作業効率も上がった。
夕方になって手元も怪しくなったからキリの良い所で後片付けに入った。
薪割りのクリスマスも、まぁそれなりに記憶に残るそれなりの記念日になった。

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