工房むうあと鉄の手仕事

鉄の彫刻家、吉田正純の手仕事、彫刻や展覧会の紹介、万善寺住職活動など、さまざまな日常を公開します。

温かい年の瀬 

2015/12/29
Tue. 22:35

今年ほど異常気象を実感したことはない。
赤来高原の万善寺周辺はついに雪が消えてなくなった。
今朝はかなり冷え込んで地面以外は昨夜の雪が白く残っていたが、昼前にはそれも消えた。
春の田おこしから田植えの頃に農業用水が足りるかどうか心配になる。

富山のイベントの時に宿舎でお借りしたお寺の総代さんが伐採の薪を持ってきてくれた。
軽トラックに積載量ギリギリまで積んで、もうこれで4〜5回位往復してくれている。
本当にありがたいことだ。
何かおかえしでもしなければと思いつつ、結局今年も終わってしまう。
荷降ろしが終わってから、なにもないから万善寺のカレンダーを押し売りしておいた。
万善寺とはまったく関係のないことだから見るからにつまらないもので取り扱いに困ってしまうかもしれないが、裏紙を使ったら何かに役立つかもしれない。
今年の冬シーズンは、とにかくストーブのお世話になることが極端に少ない。
焚き付け用の製材落ちも、結局昨シーズンの残りでいまだにまかなっている。

夕方に万善寺へ帰って荷物をおろしていると、おかみさんがヨチヨチと歩いてくる。
「ここまで来なくていいからね!あなたは何もすることないからね!」
少し厳し目にいって聞かせないとなかなか云うことを聞いてくれない。
狭くて小さな万善寺の庫裡も、今のおかみさんにとっては相当広く感じているはずだ。
寝たきりで動けなくなるよりは随分マシなことだと思うが、こちらとしては干渉が過ぎるのも落ち着かないことだし、フクザツな心境でもある。

だいたいは寺の坊主玄関や帳場に使うための3畳を、今年の夏から少しずつ片付けて私の寺務所に使い始めた。とても書斎というまでにはいかないものの、今ではそれなりにちょっとした書物くらいの寺務が出来るようになってきた。
学生の頃からながら勉強が当たり前になっていて、もうそれが習慣になってしまって、何か耳のお供がないと仕事が手に付かない。
上の子供がまだ小さかった頃は、一ヶ月に何度もキャンプやデイキャンプに出かけていた。それ用に手作りしたテーブルをデスクワーク用に使っている。
3畳は狭いながらもそれまで仕事をしていた寺のロフトよりは機能的だ。
今夜から正月に配る御札を作り始めた。まずは和紙を裁断するところから始める。
特に頭を使わない単純作業だから、耳のお供だけでは物足らなくなって、ロフトで眠っていた古いデスクトップを移動した。
モニターの裏側に積年の湿気が溜まっていて、にじみが取れないままになっているが、それでもモタモタと動いてくれている。
虹のグルグが絶え間なく回って、アプリの起動にやたらと時間がかかる。
パソコンの性能は日進月歩だということがこういう時によくわかる。
久しぶりに西岸良平さん原作の映画「三丁目の夕日」を見た。
映画が始まって終わるまでに白黒テレビがやってきて、冷蔵庫が氷から電気に変わって東京タワーが完成した。

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