工房むうあと鉄の手仕事

鉄の彫刻家、吉田正純の手仕事、彫刻や展覧会の紹介、万善寺住職活動など、さまざまな日常を公開します。

2016万善寺年始会 

2016/01/02
Sat. 19:03

毎年恒例の万善寺年始会が無事に終了した。
車でお参りのお檀家さんはお酒を飲めないことも手伝ってか、近年はワイフのおでんが評判で大鍋一杯が飛ぶように無くなってしまうから、年末から準備をしているワイフも喜んでいる。
反対に、お酒のほうはひと頃の勢いが全くなくなってしまって、二十人前後のお参りでやっと一升がなくなる程度。
これも気の利いたワイフのはからいで、栗きんとんにリンゴのケーキをふるまったら、アッという間に無くなってしまった。
いずれにしても、にぎやかな年始会になった。
仏界で活躍の憲正さんもさぞ喜んでいることだろう。
人が好きで、酒が好きで、食べることが好きで、それに賑やかなことが好きだったからね。

お父さんのお手伝いは始めから期待をしていないし子供に頼むようなこともしないから、マイペースでできることをできるようにするだけのことだが、お母さんの手伝いはやはり天手古舞で忙しい時も少しあるから、じゅん君とキーポンにお願いした。
最初嫌がっていたが、結局はそれなりに役に立ってくれた。
私が少年時代もこういう仏事の手伝いを強要されるのがイヤなものだった。
おもてなしは、自らの自発的行為で自らの喜びにかわる。
自分から進んでおもてなしできるほどの心の余裕が無いとなかなかできることではない。
万善寺のお正月は、お檀家さんへのおもてなしから始まって、それが一年の仏事のスタートになる。
今年は、自分の人生で今まで経験したことのないほどの好天に恵まれた年始会になった。
思い出せば、昨年の年始会は近所のお檀家さんがユンボを持ってきて除雪作業の身施からスタートした。
アレはアレで厳しいなりに気持ちが動くおもてなしになったと思っていたが、この度はその一年前のこともお参りのみなさんにしっかり覚えてもらっていて、話題の一つになっていた。
さて、これから一年、万善寺では憲正さんの一周忌も控えているし、それにつけて墓石の建立や点眼仏事もある。
まだまだ周囲のみなさんを頼りすがることがたくさんある。
住職交代から5年が過ぎた。そろそろ寺の運営にも新しい風が吹きはじめる頃だろう。
風通しの良い寺務ができると良いと思っているが、さてどうなることか・・・

夕方になって、じゅん君が仕事に向けて帰っていった。
その後しばらくしてワイフとキーポンが石見銀山へ帰っていった。
万善寺には、おかみさんと私が残った。
いつもの静かな夜が戻った感じだ。
年末から続いていた寺務の毎日も、今夜一晩くらいは休憩しようと思う。
午前0時を過ぎて日が変ったら、お正月の朝課をおつとめして一区切りが着く。
暖かいとはいえ、寺の灯油がどんどん消費される。薪ストーブの有難さを痛感する。

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