工房むうあと鉄の手仕事

鉄の彫刻家、吉田正純の手仕事、彫刻や展覧会の紹介、万善寺住職活動など、さまざまな日常を公開します。

初仕事 

2016/01/06
Wed. 23:38

いつもだったら絶対雪になっただろうな!・・と確信できるくらいのぐずついた雨の一日も夕方には曇り空になって、夜中にオシッコした時は星がでていた。
ちなみに、万善寺にはトイレが二つあって、一つはおかみさんが寝ているすぐ近くで、扉の開け閉めに引き戸の滑車がやたらうるさい洋式トイレ。
もう一つは、万善寺の法要の時に使ってもらう檀家さん専用の屋外トイレ。
私は、おもに、その屋外トイレを使用しているから、先ほどの星空もバッチリ観測できているわけであります!
それで、屋外トイレを使ったあとは、キッチリと身体の芯まで冷えきって、さすがに暖冬といっても島根県中山間部赤来高原の冷え込みを実感しつつロフトでしばらく寝る機会を逸してしまった次第。
例の如くそういう時は外国ドラマを一本観てしまうという自堕落な一夜。

翌朝目覚めるとなんと5時30分。
最近、どうも不眠症が復活したようで小刻みにチョコチョコ寝覚めてしまっているようだ。
無理やりの二度寝から醒めると9時少し前だった。
例の如く即席書斎の三畳で寺の寺務をはじめていると、おかみさんがヨチヨチとちょっかいを出してくる。その度に集中の糸が切れて思うように寺務が進まないままお昼を過ぎてしまった。連日の純和風精進料理にいささか飽きてきたので、遅めの昼食にはパンピザにホウレンソウサラダに塩だれで味付けしたもやしと豚バラ炒めを作って食べた。

夕方には約束の待ち合わせが一つ入っていて、それをすませてから久々に石見銀山の吉田家へ向かった。
駐車場にワイフの車がない。玄関をあけると真っ暗。ネコチャンズを呼んだら、あくびをしながらほの暗いリビングの入り口で待っていた。
部屋の明かりをつけてストーブに着火して、もう一つの仕事の打ち合わせへ出かけた。
その打ち合わせで・・東京の展示会のディスプレィがらみで仕事を一つもらった。
どちらかといえば彫刻的インスタレーションに近いほどの提案をしたら、それなりにいい感じの反応が返って正直若干ビビった。内容は良く分からないものの、展示会場が六本木ヒルズあたりらしい。島根の田舎坊主の土臭いばかりの彫刻家が六本木の仕事に絡むなど思ってもいないことだ。まぁ、ナンダカンダいっても、年に一回は六本木の美術館野外会場で掟破りに限りなく近い彫刻展示をさせてもらっているから、それとドッコイ似たようなものだと思い込むことにして、打ち合わせを終わらせた。

正月の一カ月は、ことごとく初物尽くしで休む間の無く忙しいが、その忙しさも全く生臭い日常の暮しに結びつかない。
7日の初薬師から始まって、初観音やら初大姉やら初地蔵やら・・・とにかく、灯茶香がくり返される。
そんな時に、今年の彫刻の初仕事になりそうな話を頂いたわけで、これは自分の人生で滅多にない幸運。
金額の問題を抜きにして幸先のいい彫刻作家吉田正純的スタートができるような気がする。

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