工房むうあと鉄の手仕事

鉄の彫刻家、吉田正純の手仕事、彫刻や展覧会の紹介、万善寺住職活動など、さまざまな日常を公開します。

雪事情 

2016/01/25
Mon. 21:40

夜7時からの通夜を無事に終了して万善寺へ帰ってまいりました!
万善寺周辺は、この度も寒気襲来で一昼夜雪が降り続け、本日夕方よりその峠を越えたようであります!
通夜に出かける少し前には一瞬オレンジ色の日が差して、純白の雪を染めて、それわそれわキレイでしたよ!

まぁ、そんな感じで万善寺の暮しを続けている。
朝から都合3回ほど参道を往復した。
まず、早朝の参道の雪かき・・・というより雪踏み。そして、荼毘のお経の時と通夜。
最近は降る雪が少ないので、歩く幅だけ無理やりスコップで地面が出るまで雪を掘り続ける。
九十歳のおかみさんもいつのまにかそういうふうに曲がった腰で雪かきをしていたが、さすがに今年の雪には手も足も出せなくて口ばかりあぁ〜だこぉ〜だうるさいばかりのことを云っている。
ズボラな私は、どうせいつかは消える雪に、最初からそんな面倒臭いことはしようとも思わない。
少年時代の記憶を手繰ると、雪が降ったら、まずは雪踏みが常識だった。
保賀の集落のそれぞれの家の玄関先から、屋根からの雪ズリを避けつつ、いちばん効率の良いルートを探してひたすら雪踏みをする。
一本の雪道がアチコチから町道の中央に集まってそれが少しずつ幅広い雪道になっていく。
働き者の元気なお兄さんが2・3人くらい集まって、朝飯前の雪踏みに汗を流す。
万善寺からだとおおよそ700mくらいで国道へ出る。
庫裏の玄関先から参道下のお地蔵さんまで雪踏みをしておけば。あとはだいたい近所の誰かが立派な雪道をつくってくれていて、朝飯を終わって小学校へ登校する時は、その道を通ることになる。
国道へ出て約2kmを集団登校する。それが、私の小学校時代の常識で、中学校になったら、自転車通学に変った。極端な豪雪でもない限り、国道まで出たらツルツルの圧雪になっているから、普通に自転車へ乗ることができた。
ノーマルタイヤでも絶妙な圧雪ドライブテクニックで、誰一人大怪我をするようなこともなかった。

そろそろ半世紀にもなる昔のことを思い出しながら、雪とつきあって寺暮らしを過ごしている。
メディアのニュースでは豪雪だとか100年に一度だとか大騒ぎしているようだが、私にとっては、毎年数回はやって来る寒波とそれほど大きな違いはないなと思っている。
強いて云えば、今度の冬シーズンは暖冬で気持ちが緩んでいただけのこと。
今回程度の積雪は毎年のことだから、そんなに珍しいわけでもない。
吉田家のLINEが雪でにぎわっていた。
なっちゃんの東京。キーポンの倉吉。ワイフの石見銀山。それにオヤジの万善寺。
こうして、一日のほぼ同じ時間の状況を見ると、今さらながら日本は広いなぁ〜と思う。

なっちゃんのいる東京
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キーポンのいる倉吉
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ワイフの暮す石見銀山
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そして、ボクが暮す万善寺
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