工房むうあと鉄の手仕事

鉄の彫刻家、吉田正純の手仕事、彫刻や展覧会の紹介、万善寺住職活動など、さまざまな日常を公開します。

石見銀山の一夜 

2016/01/28
Thu. 18:24

2月から六本木の何処かで展示するらしい雑貨イベントの什器を納品しておいたので、その使用状況を確認がてら、石見銀山へ移動した。

なかなか面白い感じでセッティングされていた。
全体としては、それぞれ個人の主観的趣味を優先するから、私がどうこう言うことはない。
石見銀山の日本家屋の板の間でセッティングの状況を確かめるのと、東京の六本木の会場で配置された全体の雰囲気を見るのとでは、かなり様子が違ってくるのだろうなぁとは思って見た。
私も毎年、年に1度ほど比較的大きな彫刻を造って六本木の美術館野外会場へ展示しているが、その時はその会場のために幾つかの素材も一緒に用意して配置セッティングをするようにしている。
同じ彫刻でもそれを置く場所によって雰囲気や見た目がかなり違ってくる。
今度、その雑貨イベントの期間中に銀座の画廊のグループ展に彫刻を持っていくから、その時に改めて六本木の現場で雰囲気を確認しようと思っている。

夜はそのまま夕食を御馳走になって、帰宅した時にはすでにワイフが私の四畳半の炬燵デスクに潜り込んでネコチャンズに囲まれて寝ていた。
小腹が空いていたので、台所などを物色して簡単な夜食を作って食べながら1日のニュースに目を通してからワイフの隣へ潜り込んだ。
さて、「前回こうしてワイフと猫と川の字になって寝たのはいつだっただろう??」と寝ながら思い出そうとしていたら、そんなことは今まで一度も無かったということに気がついた。
ネコチャンズ抜きで前回ワイフと寝たのは今年の正月の除夜の鐘の後の年始の朝課法要の後の早朝の2時間ばかりのことだった。
それ以来の久々の一夜が昨夜だった訳だが、条件があまりにも劣悪で、ワイフと私の間でシロが寝ているし、炬燵の掛け布団の上でクロが寝ているし、シュラフはワイフがほとんど独り占めで使っているし、とにかく、寝苦しいままイジイジと蠢いていたら、「うぅ〜〜ん!ゼンゼン寝れない!!」と、ワイフが捨てぜりふを吐いてサッサと自分の寝室へ去っていった。
ついでにシロまでついて行って、シュラフには私一人が淋しく残されてしまった。その上、炬燵の掛け布団で寝ていたデブ猫クロが図々しくも私のシュラフの上に這い上がってくる。結構疲れて眠たいはずなのに、すんなりと寝ることもなんとなく機会を逃してしまった感じで、せっかくの石見銀山の夜が虚しく過ぎていった。

ちゃんと寝たのかどうなのか良く分からないまま朝になっていて、玄関先の町並みで小学生達を見送るワイフの声が聞こえる。
ストーブの薪がはじける音も聞こえてくる。
テレビ好きのワイフがスイッチをONにした。
「しょぉ〜ちゃぁ〜ん、ご飯!」
なんだかんだ色々あったが、やっぱり、我が家の朝はいいもんだなぁ〜・・・

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