工房むうあと鉄の手仕事

鉄の彫刻家、吉田正純の手仕事、彫刻や展覧会の紹介、万善寺住職活動など、さまざまな日常を公開します。

初午祭 

2016/02/07
Sun. 19:49

約2カ月ぶりに石見銀山の我が家へ落ち着いた。
昨年末からお正月から節分立春から初午祭と、それなりにあわただしい毎日を万善寺で過ごした。
寺以外の用事も少しあったから、そういう時は吉田家の四畳半で眠らせてもらったこともある・・ということは私が留守の間の四畳半の書斎兼用寝室がワイフとネコチャンズのものになっていたからだ。
時々自宅に帰ると、ワイフと私の間にクロが寝る。あの重たいクロがノシノシと布団の上に乗ってくると寝返りもできない。シロはパソコンデスク兼用の炬燵に潜り込んでワイフと私の足を枕代わりに使い分けながら寝ている。いくら狭いとはいえ、吉田家で一番狭い四畳半に家族が集まって寝ている様子を想像してみていただきたい。なかなかの仲良し家族でしょ!
今度の帰宅は、2月中旬からの展覧会搬入準備が近づいたからで、過去彫刻を会場に併せて少し手直ししようと思っている。
それに、重要な書類作成の事務が二つ溜まっている。
それから、島根県の益田と松江の2箇所で開催される展覧会を見に行くためには、その東西二つの街のほぼ中間にある石見銀山を起点にした方が都合が良いということもある。

万善寺の3畳寺務所を片づけて、荷物を運び出したりしたのだが、境内はいまだに一面雪に覆われているから、結界君へ荷物を積み込むのも一苦労だった。おかみさんが例の如くヨチヨチとワガママにちょっかいを出してくる。心も身体もガチガチに固まって融通が利かなくなっているから、私の事情を受け入れる余地などあるはずもない。もっと気楽に世間の流れに身を投げ出してしまえばいいと思うのだが、それが出来ないというより、ガンコにそれをしようとしない。一人暮らしが淋しいのなら、正直にそれを訴えて何ができるか話し合うほどのゆとりでもあればいいと叶わぬ理想を飲み込んで結界君を走らせた。

初午祭の日は、毎年の歴で変ってくる。
3月のお彼岸の頃になったり、1月の終わり頃になったりイロイロで、今年はそれが2月の6日に巡ってきた。
万善寺周辺のお檀家さんを中心に保賀地内の各戸など、事前に約60軒ほどに案内状を配っておいた。結果、当日は9人のお参りを頂いた。法要が終わったあとにお札やお供えのおさがりをお渡ししてささやかなお茶会をした時は5人に減っていたが、それでも和気あいあいと地域の話題に花が咲いた。
昼の法要なのでワイフのお手伝いは難しいが、お供えの平餅も用意してくれたし、夜なべをしてリンゴケーキとみたらし団子を作ってくれた。
お札の版木は現住職から4代前の住職が発注してつくった木版の版木から摺り起こしている。和紙は書道用のものを使っている。3畳の寺務所で夜な夜なコツコツと摺り続けたものを豊川稲荷さんへお供えして香をくぐらした。豊川稲荷さんは五穀豊穰や各種商売にご利益があるといわれている。そんなお話を少しだけさせてもらった。昨今の世知辛い世の中にあって、お札の効果が少しでも浸透していただければいいなぁと心を込めて祈念させていただいた。

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