工房むうあと鉄の手仕事

鉄の彫刻家、吉田正純の手仕事、彫刻や展覧会の紹介、万善寺住職活動など、さまざまな日常を公開します。

長生きの秘訣 

2016/02/14
Sun. 21:09

暴風の中、彫刻搬入の準備をした。
ツナギの上から久々にカッパを着たら、ズボンのゴムが旧くなってしまっていて、歩くたびにずり落ちて、それだけで気持ちが萎えた。とにかく、夕方6時前に何とかトラックへの積み込みを終わらせた。
この積み込んだ大小の彫刻は、明日早朝に石見銀山を出発して岡山の倉敷の先まで運ぶ。昼までにはそれぞれの場所へ設置を終わらせて島根へ引き返す予定だ。急ぎの事務仕事もあるし、週末にはイベントのオープニングもあるから、とにかく時間の無駄はつくれない。
日頃あまりにもマイペースでノンビリと暮していて、からだがそれに慣れ切ってしまっているから、今回のような慌ただしさが巡ってくると、なんか、自分が急に偉くなったような錯覚にはまってしまう。偉いわけでもなんでもないけどね。

帰宅すると、ワイフが気を利かしてくれて、お風呂が用意してあった。雨で冷えきった身体が心まで温まってスッキリした。思いついて頭にバリカンをあてた。
こうやって吉田家のお風呂でくつろいでいると気持ちが安らぐ。
万善寺も自分の自宅のようなものなのに、この違いは大きい。使い勝手のこまかな違いの一つ一つが、どことなく自分の気に入らない。旅先の宿泊も似たような気持ちになるから、最近はできるだけ結界君で車中泊をする事にしている。そちらの方が落ち着くし、疲れもたまらない気がする。

長生きの秘訣として、睡眠時間は平均して7.5時間は必要なのだそうだ。
その他に、部屋は暗くしてできるだけ低い枕であおむけに大の字で寝るといいらしい。どうしても夜中に目覚めて寝つけないような時は、そのまま起き出してアレコレウロウロしないで、とにかくひたすら次の睡魔がやって来るのを待つのがいいのだそうだ。
今どき、そんな暮しが几帳面に習慣に出来る人っていったいどれだけいるのだろう?
私など、全てに当てはまらない自堕落な不摂生暮らしをしているから、まず長生きすることはないだろう。そもそも、何歳をもって長生きと見なすかというあたりからその定義を見つけるだけでもそれぞれの都合が錯綜して収拾がつかなくなってしまいそうだ。
石見銀山の四畳半も、万善寺のロフトもだいたいほとんど一晩中明るいままだし、枕は高くて硬い方が好きでマイ枕を持ち歩くくらいだし、夜中に目覚めることはショッチュウで、吉田家暮らしではほぼ毎晩隣で寝ているクロが朝の4時くらいに起き出してモゾモゾと早朝の巡回をしはじめるし、そんなことの毎日で平均3〜4時間寝ると目が覚めて、夜中の2~3時間は本を読んだりメール確認をしたり世界のニュースを検索したりなどなどとダラダラ過ごすから、結局、トータル睡眠時間は6時間くらいのものだろう。
今夜も結局こんな感じでひと晩過ごし、朝の4時か5時くらいにはトラックで石見銀山を出発することになる。
これまでもこれからも、自分の生涯は万善寺の縛りから開放されることがない。1年に数回の彫刻展が数少ない自分の心身の開放の機会になる。明日1日は、ドップリと彫刻に浸りきろうと思っている。
デスクトップを立ち上げたら、わざわざクロがその前に陣取った。こういう行動は実に猫らしい。睡眠時間が短いくらいどぉってことないよ。無駄に長生きしなくても良いさ。

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