工房むうあと鉄の手仕事

鉄の彫刻家、吉田正純の手仕事、彫刻や展覧会の紹介、万善寺住職活動など、さまざまな日常を公開します。

身施喜捨 

2016/02/17
Wed. 22:09

ちょうど1年くらい前の初午祭の時、まだ入院前の憲正さんが私の法要のあとのお茶会に参加して地域からのお参りの皆さんと仲良く楽しく歓談していたことを思い出す。
その憲正さんの元気な頃から、私はことあるごとに思いつくままに憲正さんの日常を写真に写していた。ほとんどが食べては寝て起きては食べてまた寝て相撲のシーズンは欠かさず相撲中継を見て気がつくと居眠りをしていたりして食事には酒もたしなみ私と晩酌し、目が合うとにこりと微笑みまた寝ては食べるという、とてもシンプルな毎日を送っていた。そんなだから、なかなかいいシャッターチャンスが巡ってくることもなかったが、それでも何かの拍子にいい写真を撮ることもできて、その膨大なデータはいまだにパソコンとクラウドの容量をかなり圧迫している。

ある時、憲正さんの写真を整理していたら、アプリの顔認証か何かに反応して知人の坂田明さんにすり替わるというかシンクロするというか、そんな状態になって焦ったことがある。それだけ、坂田明さんと憲正さんが良く似ていたということで、私が一時期坂田明さんとよく飲んでいた時はお互いの顔つきや雰囲気が近いことをお互いに認識しあって酒席のネタにしたりしたこともあったことを思い出した。ようするに、坂田明さんと私もそれなりに似ているということになる・・・とまぁ、そんなことを今さらのように思い出したのは何故かというと、ここからが本題になる。

デスクワークの合間に、コーヒーをすすりながらウエブニュースを見ていたら、北大の蟻の研究の記事が目に付いて、それを読むと、何と、坂田明さんさんがライブのMCで時々しゃべっていた蜂の話とそっくり。そもそも、坂田明さんは広大でミジンコの研究をしていたくらいの人だから、生物関係に造詣が深い。内容はザックリいうと働きバチの中でサボってばかりで全く働こうとしない怠け者の蜂がいっぱいいる・・・という事実。そしてその働かない蜂がいるお蔭で蜂の集団が弱体しないで世代を超えて生き長らえることができている・・・ということらしい。だから、人間だってアクセクと汗水流して働き続けるだけが人生じゃない・・・わけで、適当に怠けながら暮している連中が相当量いるということが、社会が安定して存続するための大きな要因になっているのだ!・・・という、坂田明さん的見解の人生哲学が成立する。
まぁ、ライブの合間にこういう話をふられた観客は、自分の胸に手を当ててハタと思いついてうなずけるところがあったりして、日常のストレスが思わぬかたちで開放されて、ライブがより盛り上がって日頃の鬱憤がスッキリと晴れて気持ちよく家路につける・・というあんばい。
詳しく真意を探りたい方は、北大の先生の研究をチェックするか、坂田明さんのライブをおっかけするかしてください。

「主人公」という禅語があるが、ナンチャッテ坊主は何気なくそのノリを思ってしまう。「本来面目」も近いかな?・・そのあたりも、気になる方は何処かで検索でもしてみてください・・・というわけで、いい感じのゆるやかなお付き合いをさせていただいていると、こうして一晩にドッサリ雪が降ったあとは、近所のお檀家さんがユンボで出動してくれるわけです。その身施喜捨は何にも変え難いほど有難いことであります。感謝合掌!

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