工房むうあと鉄の手仕事

鉄の彫刻家、吉田正純の手仕事、彫刻や展覧会の紹介、万善寺住職活動など、さまざまな日常を公開します。

寒い朝 

2016/02/25
Thu. 13:49

キーポンが帰省した。
これから、数回学校の用事があるようだが、後期の成績も出て基本的には春休みに入ったということらしい。
それでというわけでもないだろうが、彼女の荷物が幾つか増えただけで、狭い吉田家がいっきにより狭くなった気がする。
特に私の書斎兼隠れ部屋兼私とクロの寝室になっている四畳半には、アッという間に彼女の荷物が散乱し、そのど真ん中の一等地を彼女自身が占領した。
ワイフと夜のひと時を過ごして四畳半へ引きあげたら、キーポンはすでにデスクワーク兼用の炬燵デスクに潜り込んでぐっすり眠っていた。
こうなると、たたき起こしてもテコでも目覚めないことが分かっているから、私は自分用の薄い夏布団を持ち込んで、彼女の隣で小さくなって寝た。
一番の被害者はクロ。
何時もは私の隣の一等地(正にキーポンが寝ているその場所)で丸くなって寝ているのに、昨夜の彼は、リビングの座布団の上で寝ることになってしまった。

島根県は何回目かの強い寒気が入り込んでいる。
作業着に着替えて石見銀山の町並みへ出たら雪が舞っていた。
倉敷から帰って旅の整理をして、しばらくぶりに工場へ出かけた。
倉敷行き直前までの作業を片づけて掃除をしたあとがまだ乾かないでそのまま残っている。
あの時は、雪になるまでに冷え込まないまま冷たい土砂降りが続いて、彫刻の移動に苦労した。
次の仕事は4月の彫刻グループ展用に造る小品。
できたら2~3作造って、その中から一つをグループ展用に決めようと思っている。
構想はすでに頭にある。材料のストックもある。
工場の状態を確認して、その足で万善寺へ向かった。

銀山街道の対向車が雪をいっぱい積んでいる。
万善寺のあたりは真っ白になっているだろうことは予測できる。
おかみさんが自分のペースで絡みついてくることも想像できる。
冬のあいだの万善寺は雪に埋もれてしまうから、おかみさんはとかくに心細がって私を頼る。
息子としては自分の仕事を優先し続けることもできないまま、誰に頼ることもないままストレスが溜まっていく。
「そんな、ため息ばかりつかないでよ。どぉ〜もこぉ〜も、しかたないじゃない」
オヤジのため息が大きかったのだろう。ワイフに諭された。

赤来高原は予測の通り一面雪景色。
国道を万善寺方面へ右折すると、少し雪深くなる。結界君を4WDに切り替えて六地蔵から参道を登る。
一晩を万善寺で過ごして、明日は朝からお檀家さんの納骨がある。さて雪はどうだろう?

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