工房むうあと鉄の手仕事

鉄の彫刻家、吉田正純の手仕事、彫刻や展覧会の紹介、万善寺住職活動など、さまざまな日常を公開します。

辛抱の親娘 

2016/02/26
Fri. 20:50

皆様如何おすごしでしょうか??
吉田の週末は万善寺暮らしとなりました。
本日は1日中、思い出したように小雪がチラホラと舞っておりました。
石見銀山の自宅を出発する時に、チラリと視線の端に入ったのは裏庭の梅の花。
万善寺周辺は、梅が咲く気配など微塵もありません!

90歳を過ぎて、90°以上に腰の曲がったばあさんが、鉄のスコップを引きずって境内の雪かきをしている。
雪なんて、そのままほぉ〜っておいてもいつかは消えてなくなるのにねぇ〜・・
どうして、ここまで昔ながらの日常の暮しにしがみついているのか全く理解に苦しむ。
私など現在の老化の具合と体調を考えると、まずは90歳まで生きることなどないだろうと確信できるが、もし間違ってその年齢まで生きていたとしても、絶対に断じて小雪の舞う寒い日にワザワザ我が老体をいじめて雪かきなどする気は皆無と自信を持って言える。
これほど、日常の暮しぶりやものの考え方がズレてしまうと、お互いに歩み寄ってお互いを思いやる気持ちなどお互いに芽生えることもない。
お互いがそれぞれ自分の我を突き通していくしかない状態が続く。
まぁ、結局は親子のことだから似た者同士ということで片づけるしかないことだ。

親子というと・・・
目先の仕事が山積しているのに、それも思うように片づけられないまま小雪の舞う万善寺で心身ともに寒さに耐えながら悶々としているオヤジの現状を知ってかどうか・・シンガポール在住のノッチが久々のSNSで大量の近況写真を載せていた。
彼女は、逆境に耐えながら、だいたい2年近く辛抱して働いていた職場に退職願を出して只今就活中。
彼女の実力かどうか分からないが、色々なところから就職の誘いが舞い込んでいるらしい。
「悩めるお年頃よね〜。選択肢がどんどん増えていくよ。日本、シンガポール、香港・・・上海が新たに浮上」・・・だって・・・
オヤジとしては、なんとなくヤバそうな雰囲気が臭ってこなくもないが・・・まぁ、ノッチのことだから、そのあたりは自分で何とか乗り切るしかないとも思っている。
安定した収入の定職もないまま、ヒマな坊主暮らしにドップリと浸っている我が身を思うと、娘の心配より自分のことが優先だよね。
それにしても、人間は巧みに嘘をつくからね。
犬猫の動物のように善くも悪くも嘘がつけない正直者なんて、まずいないからね。
そのあたりをわきまえて自分を上手に売り込むことが出来たら、ノッチにも華々しく明るい未来がやって来るかもしれないね。
少なくても、いまのオヤジのように寒々しい閉塞の暮しだけはして欲しくないな!

納骨が終わって、簡単なお斎が出て、土壌に手をかけても連作は3年が限界だというお百姓さんの話題で盛り上がった。
人間も土壌と一緒だね。

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