工房むうあと鉄の手仕事

鉄の彫刻家、吉田正純の手仕事、彫刻や展覧会の紹介、万善寺住職活動など、さまざまな日常を公開します。

吉田家歴代ペット 

2016/03/04
Fri. 13:12

歳をとると昔のことを良く思い出すというから、私もそろそろ年寄りになってきたのかもしれないと思いはじめるようになっている。一方で、自分が主体的に自分の意志で自分に対してそうしようと思って昔のことを思い出しているわけでもないような気もしている。

比較的移動距離が長くて、結界君を運転しながらの移動時間が増えてくると、運転に集中しているとはいえ、どうしても頭の思考回路の何パーセントかは全く別のところで動いているようなこともあって、ふと気がつくと自分の身体と自分の幾つかの感覚だけが勝手に惰性に働いて運転をしていて、あとに残った幾つかの感覚は脳みその別な回路をセッセと動かして全く別のことを考えていたりする。
そういうことが度々と重なってしまったりした時の幾つかの思考テーマがたまたま昔の出来事のことだったりして、また、なんとなく当時の懐かしさもあったりして、結局記憶の何処かに昔のことが上書きされてリニューアルされた状態で保存されることになってしまったと云う事が、「昔のことを良く思い出す」ということになっているのではないかと、面倒臭く分析している。

20分ほどのお経で片道40分かけて移動しての帰りに、チョット用事があって銀山街道の途中で寄り道したお宅で、小さな家犬の洋犬にほえられた。
自分では動物は好きな方だと思っているし、どちらかと云えば可愛がる方だと思っているが、血統書がついていそうな犬や猫はどうも心から好きに馴染めないようなところもある。つまりは、自分のかってな食わず嫌いだと思うが、それに加えて好きになれないポイントがもう一つあって、こちらの方は確信的主観的な理由がある。それがそのペットの名前。全てがそうだとは云えないが、だいたいにして高い金で買ったようなペットにはキャサリンとかヘンリーとかジョンとかヨーコとか、団十郎とか市之助とか、まぁ偉そうな名前で呼ばれたりしている事が多い気がする(って、きっとオヤジの勝手なヒガミとヘンケンだろうけど)。そもそも、いくら可愛いからといって、せいぜい犬や猫を相手にとても呼び捨てなど出来ないような名前を付けて嬉しがっているような人間の気持ちがわからない。
「ハイハイ、どぉ〜したの?鳴かないのよ、ねっ、○○ちゃん♡良い子だからね♡♡」だって・・・その○○のところは、狭い世界で暮すチキンオヤジの私の立場上、実名を挙げると大事になりそうなので、あえて伏せさせていただきます(が、お暇な方は自分の周辺の似たような現実に当てはめて勝手に想像してください)。
その、可愛らしい小さな犬は、とにかくやたらと落ちつきなく終始吠え回っていた。
お蔭で、帰りの道中は「昔の思い出」で脳みそがにぎわったわけなのです。
最初に飼っていたのは口癖の悪い(ヨソの家の靴をくわえて来る)ポチ。カナリア達は名無し。その次が文鳥のチチ。その後セキセイインコのピーコ。その後インコは増え続け、あとは無名。明大前時代が美猫タマとその子のパーとピーとプー。島根に帰ってハンサム黒猫タマジュニアスペシャルツー(通称タマ)。石見銀山に転居して三毛の雑種犬シェパ。ウサギのグレーと2代目グレー。柴系雑種久々のポチ。そして現在、限りなく黒に近いオス猫のクロと、何とも曖昧なキジ模様がはびこるおおむね白っぽいメス猫のシロ。
こうして、とてもシンプルな名前の吉田家歴代ペット達と暮した日々を思い出しながら石見銀山の自宅前駐車場へ無事に帰着したのでありました。

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