工房むうあと鉄の手仕事

鉄の彫刻家、吉田正純の手仕事、彫刻や展覧会の紹介、万善寺住職活動など、さまざまな日常を公開します。

春が来た・・かな? 

2016/03/10
Thu. 12:53

デスクワークがもうしばらく続きそうだ。
このところ、少しコーヒーを飲み過ぎているから、今朝は濃いめのコーヒーに差し湯をすることにした。こうするとマイルドになって飲みやすくなるし胃に優しい・・・と思っているが、結局飲みやすくなった分だけかえって飲み過ぎてしまっているのかもしれない。

本堂の大工仕事が4日目になる。
そろそろ全体が見えてきそうなところまで進んだ。
けっこう厚い板を使って組み上がっていたから、その重量で本堂の座が落ちないか心配になってきた。
もう何年も前の事になるが、知り合いの方丈さんのお寺で法要中に参拝の皆さんの体重で本堂の座が落ちて大騒ぎになったという話を聞いた。
万善寺の本堂も、今の場所に移転再建されたのは江戸中期の事だから、その頃の厚みも寸法も違った床材がいまだに使われていて、数年のあいだに畳の下で微妙にズレてしまうから、盆や正月でお参りが多い時に畳をはね上げて点検したりしている。
長い目で見ると、こうして本堂の床板から座の下が覗いて見えたり、戸締まりがしてあるのに小鳥が迷い込んで大騒ぎになったりするくらいスカスカの造りになっているから、年中適度に風も通って湿気もこもらないし、夏も涼しくいられるのかもしれない。もっとも、そういう具合だから冬の寒さはチョット厳しいものがあるけど、こればかりは仕方ないね。

2日ほど続いた春先の冷たい雨がひとまずあがった。
ロフト部屋から降りて三畳に移動して灯油ストーブをつけてみたが、それほど寒いとも感じない。
その三畳で二つの事務を片づけて発送できるまでになったから、大工さんの車でひしめいている狭い境内でイジイジと結界君を切り返して郵便局へ走った。窓口で発送をお願いして、ついでに通帳へ記帳してみると、生活費や諸々の必要経費が引き落とされて残高が厳しい状態だった。
これから春の展覧会シーズンがやってきて、彫刻と一緒にアチコチの巡業が続く。
四月は銀座でグループ展。五月は萩で野外展。それに、声がかかればワークショップが一つ増えるかもしれない。声をかけてもらえるだけでもありがたいことだと思って彫刻を造り続けているが、さて、それもいつまで続く事やら・・・坊主も彫刻家も定年がないから良いような悪いような・・・

雨もあがっているし、気持ちの切り替えになるかもしれないと、少しほど散歩に出かけた。
参道を降りて六地蔵さんまで来ると造花のシキビが枯れ草の上に落ちていた。ヒョッとしたら保賀のつがいのカラスのわるさかもしれないし、強烈な風が吹き荒れている時があったからその時に飛ばされてしまったのかもしれない。
枯れ草の下からヨモギの若芽や青々としたリュウノヒゲが覗いている。
所々に食べごろを少し過ぎたフキノトウがある。
おかみさんがフキノトウを採集するのも、そろそろ限界かもしれない。
保賀の谷もこれから本格的な春の山菜シーズンを迎える。

IMG_2000.jpg

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