工房むうあと鉄の手仕事

鉄の彫刻家、吉田正純の手仕事、彫刻や展覧会の紹介、万善寺住職活動など、さまざまな日常を公開します。

倉敷の思い出 

2016/03/17
Thu. 21:44

ボクのことを愛してやまないワイフが帰ってまいりました!
やっぱり、オヤジの醸しだす芳醇で魅力的な男ホルモンは、結婚して30年以上経っった今でも彼女をトリコにしているようであります!

午前中から午後のティータイムに至るまで外せない用事があったので、それを過ぎてからワイフへ電話をしたら、寝ぼけた声で返事が返ってきた。
1周間前と変わらない感じで、ボクの四畳半のボクの書斎のボクのデスクワーク炬燵に潜り込んでボクの男くさい残り香に包まれながら昼寝をしていた。
やはり夜行の高速バスではあまり熟睡できなかったようだ。

少し前の事になるが、倉敷で久しぶりに再会した久保田くんのことを今になってまた、ちょっと思い出した。
彼は、現在凸版印刷のクリエイティブディレクターである。
そして、はるか数十年前の青春時代は浪人の苦楽をともにした仲間の一人でもある。
あまり酒が強い方ではなかったが、付き合いはすこぶるいい方であった。
浪人の悲哀を乗り越えて晴れて大学生になってからあとの彼は、色彩学の色占いなるものを習得して、その世界でみるみるのし上がった。
角砂糖にたかる蟻の如く、彼の色占い目当てに周辺のうら若き乙女どもが集まって、ハーレム状態になった。
もちろん、吉田はその彼と彼の周辺の事情を指をくわえてよだれを垂らしながら眺めていたムサ苦しい男どもの一人だったわけだ。
あまりにも悔しいから、或る日、彼の色占いをエサに吉田主催(今で言うところの)合コンを華々しく開催した。
「おんな」をエサにしたら久保田くんすぐにノッてきて、なかなかいい感じで盛り上がった。
そこで残念なのは、その時、その宴席に今のワイフがいたということ。
あの頃の吉田は本当はまだフリーだったはずなのに、せっかく汗水流して苦労して集めた女の子たちが久保田くんの色占いの話術で舞い上がってしまって、主催のはずの吉田は、酔っ払う隙もなく滅茶苦茶冷めてしまった・・・というところを、ワイフに目撃されてしまった。吉田の、甘くせつない古き好き青春時代の思い出の一コマである。

倉敷で久々に再会した折、ワイフと、こともあろうにキーポンもいる夕食会の席で、久保田くんがその思い出話を披露し始めて、一気にオヤジの酔が冷めた。
彼にとっては、数少ない吉田絡みの思い出話として記憶に残っていたのかもしれない。
それどころか、その後の展開で今も時折色占いをベースにした講演活動を展開しているらしい。
さすが凸版印刷の営業デザイナーだけのことはある。転んでもただでは起きないしたたかさがある。
田舎の山寺の和尚さんのぬるま湯につかってふんぞり返っていた吉田オヤジにはいい勉強になった・・・いろいろな意味でね・・・

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