工房むうあと鉄の手仕事

鉄の彫刻家、吉田正純の手仕事、彫刻や展覧会の紹介、万善寺住職活動など、さまざまな日常を公開します。

久しぶりの銀座 

2016/04/01
Fri. 18:57

今から高速バスに乗って東京へ向かいます!・・というのは、ウソではありませんよ。本当のことです。

明日の夕方から銀座のギャラリーで彫刻の搬入と展示をして、展覧会のスタートが日曜日から。
全国から20人以上の彫刻家が集まるようで、ワイフの彫刻も一緒に展示するので、今朝ギャラリー宛にゆうパックで発送をすませた。
二人とも、銀座での展覧会は久しぶりのことで、かれこれ10年近くブリになるのではないだろうか・・・

ワイフは、島根県産の凝灰岩を叩いた。
私は例の如く鉄板を叩いた。
彫刻の形をつくると云うより、ひたすら叩き続けている時間の方がズッと長い。
そうやって叩いているうちに少しずつかたちになってきて、それを組み合わせたり切ったり張ったりしているうちに全体が見えてくる。
吉田家の二人の彫刻家は、そうやってそれぞれに自分の仕事を組み立てていて、だいたい最後は少しだけ私の方に余裕が出来て、それからワイフの彫刻の最終段階で手伝うことになる。
今回は、荷造りをして発送しなければいけないから、その荷造りを引き受けた。
ワイフがスーパーから段ボールの空き箱をもらってきて、それを私が切り刻んで張り合わせたりした。

島根県で2010年から続けている現代彫刻小品展は、今回の逆バージョンで、作家が荷造りをして指定の場所まで発送して、私がそれを受け取る。
この荷造りの梱包の具合で作家の力量がだいたい分かる。
彫刻界の大御所になると、業者がキチンと責任を持って立派な梱包に仕立てられてある。
なかなかいい感じの彫刻を造って安定している中堅の彫刻家は、自分の造り出した彫刻をひたすらいとおしく丁寧にキッチリと自分の責任で梱包して、彫刻の取り扱い説明書を添えてあったりする。
まだ作家年齢の若い彫刻家は、きっと搬入の締め切りギリギリまで制作を続けているのだろうが、とにかく彫刻のまわりに色々なものがグルグル巻き付けられて、梱包を解こうとすると悩んでしまうような具合のモノが多く届く。
すぐ近所で、いつでも持ち運び出来るような県内在住かそれに準ずる近場の彫刻家は、現物をモーフか何かでグルグルッと巻き付けた程度だったりする。
少数派としては、彫刻の梱包材にお菓子やおつまみや地元の名産や、場合によっては酒の瓶が1本入っていたりする。吉田的には、この少数派が一番嬉しくて大歓迎!
数年前の展覧会の時、彫刻の梱包だと思って会場まで搬入して開包したら、缶ビールのケースがまるまる一箱入っていたことがあった。これはこれでとても嬉しいことだが、結局、その作家へお礼を言うのがずいぶん後になってしまった。

まぁ、とにかく久しぶりの銀座のグループ展がはじまろうとしている。

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