工房むうあと鉄の手仕事

鉄の彫刻家、吉田正純の手仕事、彫刻や展覧会の紹介、万善寺住職活動など、さまざまな日常を公開します。

萩〜彫刻巡業の旅その1 

2016/05/05
Thu. 17:36

実働時間16時間、走行距離350km!
吉田正純と吉田満寿美の彫刻巡業の旅が終了しました!

早朝、5時に石見銀山の自宅前駐車場で彫刻を積み込んだ結界君のエンジンをスタートさせた。
目指すは山口県萩市の明木。
だいたい、3時間と予測していたが、見事に的中。
連休とは云え、早朝の国道9号線はいつもとかわりなく空いていて、有料の山陰道へ乗ることもなく快適に西を目指した。益田から萩へのルートは若干車の量が増えた感じだが渋滞するほどではない。この連休中に長距離トラックがいっぱい走っている。日本の物流の基盤はこの行き交うトラックの車列に担われているのだろう。

益田を過ぎたあたりで明木の往還まつり実行委員長へ展示会場の様子を電話したら、すでに玄関のカギを開けておいたとの回答を得た。昨年に引き続いて萩と小郡を結ぶ維新街道の宿場町として栄えた明木村の頃に旅籠を営んでいたという古民家が今回の彫刻展会場になる。
今年の彫刻展参加作家は吉田家夫婦2人に絞った。それで移動の諸経費を抑えることも出きるし、道中のスケジュールに余裕もできる。
会場へ到着して結界君から彫刻を降ろして古民家の各部屋へ展示設置が終わったのは9時少し前だった。往還まつりのスタートが10時からだから、余裕を持って彫刻展示の微調整もできた。我ながら、良い展示になった。

ワイフが10時前からソワソワしていたのでオシッコでもしたくなったのかと思っていたら、何のこともない、お祭りの出店でお買い物が待ち遠しくて仕方がなかったようだ。
「もう10時だから、チョットひと回りしてくるね♡これ、コーヒー入ってるから、飲んでいいからね♡!」
要領良く受付けや接客を私に任せて、さっさと明木の町並みへ消えていった。

やはり、萩は石見銀山とくらべものにならないほどの観光地であり、また、観光で来訪のみなさんの文化意識も高い。受付けをしていると、結構突っ込んだ専門的な質問を受けたりして、飲んだコーヒーをちびりそうになった。昼前に、初老の紳士がキレイなお姉さんを連れて会場へ現れた。実行委員長も現れてその紳士に吉田正純を紹介してくれた。「こういう芸術性の高い作品があると、やはり会場が絞まりますなぁ・・・大事なことですよ、こういうところでは・・・」と、(たぶん?)褒めていただいた。あとで聞く処によると萩焼陶芸協会か何かの会長さんだということだった。この、明木での往還まつりイベントもすでに13年目を迎えたようだが、今回初めて会期中に視察訪問して頂いたのだそうだ。彼が萩でどれだけ偉い人物なのか吉田には想像の域を超えてしまう。
「もぉ〜、いっぱい買っちゃったわよ♡♡!ネエネエこれいいでしょ?」
その後、昼食の買い物に出かけて屋台の本場インドカレーを買ったりと、島根を代表する女流彫刻家吉田満寿美は、完全に主婦のお買い物モードへ切り替わった一日でありました。

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