工房むうあと鉄の手仕事

鉄の彫刻家、吉田正純の手仕事、彫刻や展覧会の紹介、万善寺住職活動など、さまざまな日常を公開します。

シンプルに暮す 

2016/05/12
Thu. 00:00

ワイフと二人の静かな暮しが戻ってきた。
それでもネコチャンズはあいかわらず一日のほとんどを思い思いの場所で寝て暮し、真夜中や早朝の数時間ほど吉田家中を走り回って大騒ぎをくり返している。
水槽を更新して新しい環境に移ったグッピーの群れは、止めどなく赤ちゃんが増え続け、見る見る成長している。
少し落ち着いて身の回りの物を整理して、幾つかの模様替えをして二人暮らしを快適にしようと考えてはいるのだが、なかなかそういうまとまった時間がつくれないまま一日がすぐに終わってしまう。

今週から来週にかけて宗門の春の総会が続く。
そのための資料をまとめたりして報告の準備もしなければいけない。
彫刻の本年度事業計画にもすでに取り掛かっていて、今週末にはチラシ原稿を作成して入稿出来るように手配をしようと思っている。
憲正さんの一周忌もあと1ヶ月後に迫ってきたから、その手配もしなければいけない。
決まった仕事もしないでプラプラしているから何とかなっているようなものだが、これでお役所仕事やサラリーマンだったりしていたらとてもこれだけの用事を一人でやりくりすることなど出来ないと自信をもっていえる。他人に使われないでいられる気楽さもあるが、むしろかえって他人に使われているくらいの方が自分の逃げ道も出来て責任も分散されて余計に気楽でいられたりするかもしれないなどと身勝手な妄想がふくらんでしまう。
年金暮らしの老僧は別として専業坊主の暮しがどれだけ機能しているのだろうか?
自分の周辺の坊主事情を見渡すと、学校の校長先生だったり、まちづくりセンターの所長さんだったり、民生委員だったり、社会福祉事務所の職員だったり、デイサービスを経営していたり、夜間警備員をしていたり、代行の運転手をしている坊さんもいたりする。何がピンで何がキリなのか分からないが、とにかく坊主の副業だけでも数えきれないほどだ。
もう少ししたら、浄土真宗のシンガーソングライターの尼さんが石見銀山へやってきてライブがあるそうだ。街場では坊主カフェとか坊主バーなどの飲食業も流行っているようだし、最近はテレビのバラエティー番組にも沢山の坊さんがレギュラー出演している。イケ僧とかいって世の女性方のアイドルになっている坊さんもいるようだし、有る意味で宗教ブームのようなものがやってきているのかも知れない。

私も、それとなくなにげなくさりげなくボーさんであるわけだが、現代社会をパワフルに乗り切るだけの商才がないから地道にコツコツと彫刻を造りつづけるくらいのことしか出来そうにない。
先日、萩の往還まつりに彫刻と一緒の巡業展覧会へ出かけたが、その時出あったクラフトマンのみさんと名刺交換し過ぎて名刺在庫が無くなってしまった。この際だから次に造る名刺は少しデザインを変えてみようと思っていて、今思案中だ。
坊さんによっては、名刺サイズ一枚の裏表におさまらないほどの肩書きを持っていたりして、二つ折り裏表4面の全てがビッシリと文字で埋まっているような名刺をいただいてビックリしたことがある。
私はシンプルな方が好きだから次の名刺もたぶんそうなるだろうし、その前にわざわざ記載するほどの肩書きもないからね。

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