工房むうあと鉄の手仕事

鉄の彫刻家、吉田正純の手仕事、彫刻や展覧会の紹介、万善寺住職活動など、さまざまな日常を公開します。

月末の月曜日 

2016/05/30
Mon. 22:53

ひと晩を万善寺ロフトで過ごした。
石見銀山も夜になると結構冷え込んで安物の羽根布団が手放せないが、万善寺ロフトはそんなもんじゃないくらい寒くて、7度対応と0度対応のシュラフを2枚重ねて寝たのに、それでも朝は寒くて目が覚めた。
島根の辺りは長期予報によると猛暑になるそうだが今のところそういう気配は微塵もない。

午前中は保賀の会計と吉田家の家計とキーポンの学費の調達やりくりで終わった。
おかみさんへ昼ご飯を食べさせないといけないから、銀行から近所の農協スーパーへ直行して弁当やお総菜を買い込んだ。
おかみさんは案の定、辛いだの酸っぱいだの硬いだの甘いだのアレコレ文句ばかりをおかずにしながら、それでもほぼ完食してくれた。
昼食を終わってすぐにドタバタ働きはじめるとおかみさんの機嫌が悪くなるのがわかっているので、午後の3時近くまでは3畳にこもってジッと我慢した。

今日の万善寺営繕の主たる目標は、芯の伸びきった庭木松の剪定と裏庭に迫る斜面に伸びた若竹3本を伐採すること。憲正さんが永眠してそろそろ一周忌を迎えるが、この1年間で万善寺の北側にどんどん山が迫っている。小雨の中で松の剪定を終わらせて、それから裏庭へ回ってタケノコから伸びた若竹へ辿り着くまでの道を伐採し、それから3本の竹を切り倒して本日の万善寺営繕作業を終了した。

このところ工場通いや彫刻制作から縁遠くなっている。
これも長い人生、そういう時期が巡り合わせているのだろうと思うようにしている。
限られた自由時間を彫刻制作に充てる程度では話にならない。何とかして無駄なく制作時間を捻出して出来るだけ妥協の無い彫刻を造ることを目指さなければいけない。とろけた脳みそのおかげで絶妙に醗酵して活性した頭の中では既に幾つかの彫刻がかたちになって完成している。あとは実材をひたすら溶断してひたすら叩いてひたすら溶接することをくり返しながら立体に仕上げればいいことだが、なかなかそれができないというか、気持ちがそちらの方へ向いてくれない。

夕方6時を過ぎたくらいに万善寺を出発して7時前に吉田家前の駐車場へ到着した。
汗と雨で濡れたツナギを脱いでいたらクロが何処からともなくやってきて鳴きながらズリズリとすり寄って甘えてくる。最近連続してリードの長さ分だけ石見銀山の町並みへ遊ばせているから、たぶんその催促だ。
何処からか美味しそうな夕食の匂いが漂ってくる。
クロが時折空に向かって犬のように鼻をクンクンさせているが、ヒョッとしたらその夕食の仕度の匂いをかぎ分けているのかも知れない。
それからしばらくしてワイフが大きな買い物袋を抱えて帰ってきた。
「今日は肉が半額だったから買ってきたわよ!」
ワイフが落ち着く間も無く夕食の仕度の間に私は頭へバリカンをあてた。
明日は大般若転読会の手間替え法要がある。

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