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工房むうあと鉄の手仕事

鉄の彫刻家、吉田正純の手仕事、彫刻や展覧会の紹介、万善寺住職活動など、さまざまな日常を公開します。

三世 

2010/09/13
Mon. 09:21

日常と違うもう一つの世界にワープしたような生活からやっと日頃の暮らしに戻って来れたような気がしながら書類の整理などをしていると、万善寺からの電話でまた心が乱れ始める。
自分が何人もいないとやりくり出来ないような気にもなってきてなかなか落ち着きません。

とりあえず、身の回りの必要なものをかき集めてノートパソコンをもって寺までかけつけると、狭い境内には葬儀社のテントが張られていポンコツ君の居場所もない状態。
ついこの前までは、地域の葬儀は地域の住民が集まってお手伝いしていたものですが、寺の周辺も寄る年波には勝てず、結局はJAの葬儀社にお願いすることになってしまいました。
葬祭のお手伝いが出来なくなるほど、住民は高齢化し、働き手の人口も減り、嫁さんや女手の数も減ってしまったということです。
そういえば今年の夏は寺のある自治会でも空き家が増えていました。
つい50年前の私が少年時代には考えられなかったことです。
その後、住職がバイクに乗るようになると、世間はのきなみ自家用車が増えて、国道も整備され、だんだん暮らしが便利になって、一方で田畑が荒れ地になり、イノシシやたぬきが増え始め、気がつくと人がいなくなって空き家が増えている。
たった50年の歳月はここまで周辺の暮らしや風景を変えてしまいました。

最近は、自分の関係書類のほとんどをパソコンに入れているので、筆記用具も持ち歩くことが少なくなりました。
今も書類の中をつつき回して引導のひな形を用意して、紙に書き写したところです。
一方では便利な時代にもなりましたが、なくしてしまったことも多いようです。

いろいろデータをかき回していると面白い写真をみつけました。わが家の老犬が今より少し若かった頃のもの。
現在の彼の頭には白い毛がはびこっていますが、写真を見ると茶色だったんですね。
時の流れを確認できたような気がしました。

IMG_1203.jpg

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