工房むうあと鉄の手仕事

鉄の彫刻家、吉田正純の手仕事、彫刻や展覧会の紹介、万善寺住職活動など、さまざまな日常を公開します。

土曜日の一日 

2016/06/18
Sat. 19:55

2週間ブリにナンチャッテ美術講師を務めた。
憲正さんの一周忌があって、翌日は松江にある万善寺法類のご住職御母堂の49日があって、そして本日が美術講師と気疲れが延々と続いて、自堕落オヤジはヨレヨレオヤジになっているのです・・・

重たい身体を鼓舞して講師の準備をして石見銀山の町並みへ出ると、夏を思わせるような強い日差しに炙られたアスファルトから湿気ぽい熱気が湧き上がっていっきに汗が出た。
気がつくと、ノッチが買ってくれたクラプトンのライブTシャツにリーバイスといういつものスタイルで学校へ出かけようとしていた。
一瞬「着替えなければ!」と思ったが、その時間も無さそうだったので、気付かなかったことにした。

お昼過ぎまで、特に授業らしい授業もしないまま世間話が弾んだ。
憲正さんの引物に配った瓶詰めの金平糖とチョコレートを持って行っていたので、それをネタにして少しシャベリ、ワイフのガラスカッターを使ってステンドグラスの理屈を実技しながらシャベった。その学校はキリスト教系の全寮制学校なので、教会のステンドグラスが身近に思い浮かんだらしく、結構食いつきが良かった。

法事の日から日曜日まで帰省中のキーポンが吉田家でゴロゴロしている。
彼女のおかげでいまだに落ち着いてハンモックが使えていない。
外はあれだけ暑いのに、吉田家の玄関を入ると土間がヒンヤリしている。春先から割って積み重ねている薪の薫りも漂って、森林浴をしているようだ。
これでハンモックへゴロリと横になったら気持ちよく眠れるだろうなと思いつつ、四畳半のいつもの書斎へ落ち着いた。さすがに疲れがたまっていたのだろう、すこぶる調子の悪いラップトップを検証していたら気がつかない間に寝てしまっていた。
「出かけてくるねぇ〜」「今夜はキーポンのリクエストでハンバーグ!」
なんとなく、夢うつつでワイフの声をきいた気がする。

肌寒い気がして目覚めるとすでに夕方になっていた。
一日の汗を流して、キーポンの間隙を縫ってハンモックを使っていたら、買い物の二人がお父さんへ嬉しいおみやげを買ってきてくれた。ミッキーのパンツにハデなノイズ柄のトランクスパンツ。それに、なんと有名ソムリエ推薦のワイン詰め合わせ。たっぷりと家族の愛情を感じて実に幸せな気分だ。
まだ20代の頃、ワイフとつき合い始めて彼女の実家へおじゃました時、無口な清さんから「家族のあいだでは(まっちゃん!)と呼んでるから・・」と云われた。それ以来、この歳になるまで私はワイフを「まっちゃん!」と呼んでいる。そのワイフは「正ちゃん」と私を呼ぶ。アチコチ引っ越しをしたがその先々でも変わらないでそう呼び合って今に至った。
色々波風に襲われたりもしたが、おおむね仲良く暮し子供達もそれほど大きくネジ曲がらないでいられるのも清さんのおかげだと思っている。
6月の1日が清さんの祥月命日だ。

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